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「ダンス・ダンス・ダンスール」あらすじ(1〜11巻)を書いてみました。




この漫画は村尾潤平という1人の中学生が、バレエの世界に没頭していくという物語です。

ミキコ
バレエ漫画と言えば主人公は女の子だったり女性がほとんどですが、これは中学生の等身大男子が主人公という珍しいパターン。

■目次

「ダンス・ダンス・ダンスール」あらすじ。感想も交えながら。

姉がバレエを習っていた影響で、潤平が小さいころ家族で見に行った「白鳥の湖」の公演。

潤平は、全然興味なんてなくて寝てしまっていた。
でも、3幕のロットバルト、オディールの登場で、潤平は雷が落ちたような刺激を受ける。

それからバレエを見よう見まねで練習し、「バレエ習う?」と親からも言われる。

でも父はアクション監督で、潤平には男らしくあってほしいと思っていた。
なので、バレエじゃなくジークンドーを習うことになる。

ジークンドーが全然分からず……NAVEVまとめによると、ジークンドーとは俳優・武道家ブルース・リーの哲学。武道のみならず、人間としての生き方を表す思想。
ていうか本当にあるものだと知らなかった…

転機となった、五代都の転校

五代都という女の子が転校してきた。
この子が潤平の素質を見出し、都のお母さんである千鶴が開いてる五代バレエスタジオに通うことになる。

ただすんなりいったわけではない。
通うまでは中学生男子ということや、思春期の抵抗もあり、自分自身との葛藤があった。

でも、千鶴さんに毎日レッスンにくるよういわれる。

洋舞祭というイベントで潤平は都と「白鳥の湖」のパ・ド・ドゥで王子をやるからと伝えられた。



森琉鶯の登場

都のいとこである森琉鶯(もりるおう)、ロシア人の血が入ったクォーターで生立ちが謎だが、徐々に描かれていく。
琉鶯は千鶴に引き取られ、都と一緒に住んでいるが、昼間は部屋に引きこもっており夜に1人でレッスンしている。

洋舞祭では琉鶯がロットバルトを踊ることになるが潤平という存在が琉鶯を刺激し、昼間のスタジオに琉鶯が来る。

洋舞祭で、王子が倒れて生き返らないという設定だったが本番で潤平は”死ねない”と思ってしまい、ロットバルトの琉鶯とアドリブで対決になり、琉鶯はそこでダンサーとしての凄みをみせる。

潤平と琉鶯の踊りが酷評され、五代バレエスタジオの小さな生徒たちが次々と辞める事態となり、潤平が責任を感じる。

潤平と琉鶯が共にサマースクールに参加

そして、生川バレエスタジオに認められるために、琉鶯も引き連れ、いざサマースクールへ。

生川バレエスタジオは名門校で、そこで潤平はバレエの本質を知ることになる。
その中でもサマースクールに通ってるボーイズたちがどんな想いで生川に来たのか、熱く語っている場面もなかなか面白い。

衝突することもあるがバレエを通して友情が芽生えていく。

サマースクールの最終日、バリエーションの発表をし、1番出来の良い生徒に与えられるスカラシップが与えられることになっていた。

潤平はというと…色々あって最後の最後に遅刻してバリエーションを踊った結果、スカラシップを獲得する

SSクラスへ入る

そしてSSクラス(スペシャルスチューデントクラス)へ入ることとなる。
その後はバレエ団の岩井先生の付き人やボーイズクラスのお手伝いをしながら、日々成長をし1年が経つ。

生川の代表作の舞台「GEISHA」を公演することになり、SSクラスの生徒も何名か特別に参加できるという話に潤平は心踊る。
しかも総監督は”銀矢“さん。

潤平は忍者役として一瞬だが舞台に立てる機会がやってくる。
でも潤平は舞台、生オーケストラで踊るということで感動し、自分がいかに目立つかとしか考えていなかった。

ある時「GEISHA」の初演をDVDで観ると、なんと岩井先生が主役をしていたのだ。
そして岩井先生から舞台のいろはを教わり、役の解釈や見え方を教わる。

潤平は忍者役として成功を納め、ロシア公演に誘われるが、ある事で行くことが出来なくなった。
その代わりにサマースクールで一緒にレッスンしていた海咲がロシアへ。

その後潤平はロシアで踊れる機会を自ら断った罰として、生川こどもバレエの巡業の司会を任される。

そして条件として、どれか1回の公演で満足度120%を満たさないと生川の奨学生ではなくなると告げられる。

生川子供バレエに参加するのは男性2人、女性3人の生川のバレエ団の人たち。
皆プロとして活躍しているが、何か足りなかったり、目標が見えなかったりとさまざまな事情を抱えている。

巡業中に潤平の恋愛があったり、生川の娘夏姫との再会があり、これからの目標が見つかる。
結果、満足度120%を達成し奨学生継続となる。



YAGPを目指す

生川のバレエ団に入ることを約束し、潤平は生川の娘夏姫とYAGP(ユースアメリカグランプリ)を目指す。
ただし、なぜコンクールにそんなに出たいかというと、琉鶯もYAGPに出場すると聞いたからだ。

潤平は琉鶯に勝ちたいという気持ちが強い。

潤平はバレエ歴1年半という短さで国際コンクール出場となるが、子供バレエ巡業中に同じクラスの女子と付き合うことになり、レッスンの妨げに。

レッスンに行くときの別れのキスを都に見られてしまう。
最近レッスンに集中できていないと先生から言われ、「放課後会ったり一緒に帰ることをコンクールが終わるまで待ってて欲しい」と彼女に話す。

潤平はそこから基礎を中心にレッスン漬けの日々が始まる。
YAGP本番、そこに琉鶯の名前はなかった。

潤平は中村先生から音をよく聞き、基礎に忠実にバジルを踊ることを言われる。
女子予選後、琉鶯はワガノワ・プリに出場していることを都から聞く。

そして男子予選、最後の1人が終わったあと、急に舞台が開き、誰かがスタンバイしている。
琉鶯である。

琉鶯はワガノワ・プリで1位になり、アンコールを踊り急いで日本へ帰国し、アルブレヒトのバリエーションを披露。

潤平の予選の踊りをみて”つまらなくなった”という。
それを聞いた潤平のこころに火をつける。

そんな潤平は予選を通過し、本選ではどんな踊りを観客の心を掴む踊りをすればいいか、明日の本選まで100回踊って皆のバレエ歴や、練習に追いつこうとする。

本選本番、くたくたでもうさらっと踊って済ませてしまおうと思ってしまう。
だか、いざ舞台にでて音楽がなるとまた勢いの良い光がバチバチドッカーンとなり観客が今にも踊りたくなる踊りをみせた結果は3位。

今後はYAGP N.Y本選に行けることになるが、生川の特別公演で「眠れる森の美女」をやることになり、デジレ王子の役をオーディションで決めるとのこと。

SSクラスで立候補したのは海咲と潤平の2人。
海咲はブルーバードの役に決まっていたが、王子に立候補した。
もし王子に選ばれなくても、ブルーバードにはもう戻れない。

実は王子のオーディションはTVのドキュメントのために仕掛けられたものだった……続きは次回の12巻で。
普通の男子の素直な気持ちを描いていて、読んでいてとても面白いです。



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