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【バレエ公演2018年】おすすめや楽しみ方を教えます。

[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]こんにちは、ミキコです。[/voice]

各バレエ団の2018年の公演スケジュールが発表になっています。
その中で、今日は、2018年に行われるオススメの公演を1つ、紹介したいと思います。

■目次

新国立劇場バレエ団が熱い!

新国立劇場の建物の中日本にも多くのバレエ団がありますが、今盛り上がっているバレエ団の1つが、新国立劇場バレエ団です。

なぜなら、新国立劇場は、1997年に設立され、2017/2018シーズンは、20周年の記念イヤーだからです。

今シーズンのバレエでは、3大バレエである、『くるみ割り人形』、『白鳥の湖』、『眠れる森の美女』に加え、『ホフマン物語』、『シンデレラ』と言った作品が上演されています。

新春には、20周年記念公演と題して『ニューイヤー・バレエ』が上演されます。

この作品では、華やかな小作品を、小野絢子さん、米沢唯さん、本島美和さんといったプリンシパルの方を中心に、ソリストの皆さんが踊られる予定です。
新年にふさわしい、華やかな公演になりそうですね。

あえて選ぶなら「眠れる森の美女」がオススメ

眠れる森の美女目移りするほど素敵な作品ばかりで、1つに絞るのは難しいのですが、1番を決めるなら、2018年6月に上演される『眠れる森の美女』です。

舞台としての評価の高さ

新国立劇場では2014年に新製作され、振付や衣装などを一新しました。
振付は、古典の良さを守りながらもより現代的に。

衣裳はダンサー経験のあるデザイナーの方が踊りの映えるカラフルな衣装を作りました。

さらに、舞台装置も豪華になり、新作発表時には「シンプルにして豪華」な舞台だと、非常に高い評価を受けています。

また、今の新国立バレエ団の芸術監督は、牧阿佐美先生です。
名前からわかる通り、あの日本を代表するバレエ団の1つ、牧阿佐美バレヱ団の創立者であり、主催者です。

『眠りの森の美女』は、牧阿佐美バレヱ団の代表的な作品の1つで、まさに、先生の十八番とも言えます。

勿論牧版とは異なりますが、指導面や上演の経験値などを考えると、面白くないわけがありません。

バレエ初心者にも見やすい作品

『眠れる森の美女』といえば、アニメ作品やスピンオフ映画もある有名な物語です。

媒体ごとに細部は異なりますが、誰もが知っているストーリーなので、マイムなどバレエの知識が無い人にも馴染みやすい作品です。

バレエ観劇が「初めて」という方にもオススメ。

ちなみに、新国立劇場で行われる眠れる森の美女のストーリーはこちら。

この作品は、1幕で誕生日会、3幕で結婚式と、華やかな宴のシーンが多くあります。

お祝いの席では、招待客が様々な踊りを披露するので、役に紐づけられた様々な音楽と踊りを楽しむことができます。

余談ですが、個人的に、3幕で好きなゲストが4組います。

1組目は、ブルーバードとフロリナ王女
鳥らしい細かな跳躍が多く、特に男性側の技術に目を奪われます(上記動画3:03)。

2組目の2匹の猫は、白い猫と長靴をはいた猫。
白い猫は、可愛らしくもプライドの高さが見え、下心が見える長靴を履いた猫とのやりとりが笑いを誘います。

3組目は、赤ずきんと狼です。
誰もが知っている童話をモチーフに、驚かす狼と逃げ惑いながら狼を翻弄する赤ずきんをコミカルに表現しています。

最後は、唯一のパドカトル(男女2名ずつ、計4名での踊り)、宝石の踊りです。

曲調が対照的な女性ソロや、気品のあるなめらかな振付は1度踊ってみたくなります。
また、構成する曲がとてもチャーミングで、曲・振付ともに大好きなパートです。

バリエーションが多くソリストを楽しめる

3つ目はややバレエを見慣れている人向けの理由です。

先ほどお話ししたように、この作品は様々な招待客が登場し、それぞれの個性にあった踊りを披露します。

そのため、バリエーションやパドドゥが多く、主役級のプリンシパルだけでなく、ソリストの踊りもじっくり堪能できます。

他の作品では2人や4人で踊るダンサーもソロで見ることができるので、あなたの好きなダンサーさんや踊り方を見つけることができるかも!

またこれからプリンシパルになりそうなダンサーを探すのも楽しいかもしれません。


作品として「眠れる森の美女が好き」

眠れる森の美女が住んでいる城初心者からバレエファンまで多様なファンが楽しめる『眠れる森の美女』。

色々お勧めする理由を挙げましたが、結局、わたしがこの作品が好き、というのが1番大きな理由かもしれません。

華やかで、柔らかな音楽は、聞いているだけで心が浮き立ちます。

幕ごとに異なる顔を見せ、成長するオーロラ姫もみどころ

オーロラ姫
1幕で誕生日を祝われてはしゃぐオーロラ姫は、結婚相手を選びながらも、まだ少女の雰囲気があります。

2幕のオーロラ姫は、リラの精が王子に見せる幻であり、幻想的なパドドゥを踊ります。

そして3幕では王子との結婚を喜びながらも、姫としての気品を忘れない上品なパドドゥがみられます。

1つの作品で、これほど主人公が成長し、様々な表情を見せる作品は稀です。

これは、眠れる森の美女の時間の長さも影響しています。

オーロラ姫の誕生から、16歳の誕生日、そして100年の眠りを経て結婚・・・
実に、116年の時間が流れます。

こうした時代の移り変わりを意識し、新国立バレエ団では、セットのデザインでも時間の流れ、時代の移り変わりが分かるような工夫がなされています。

眠れる森の美女はとても愛に溢れた作品

オーロラ姫とデジレ王子の恋愛はもちろんですが、オーロラの誕生や結婚を祝う、周囲の人たちの愛や、眠りから目覚めさせようとするリラの精の愛情が描かれています。

新国立劇場版では、2幕からオーロラ姫とデジレ王子の愛を前面に出した振付・演出をしています。

作品に流れる幸せな温かさ、来客の個性が光る振付・衣装と、チャイコフスキーらしい気高い音楽、ロングスパンの変化をとらえた表現・・・

これらが『眠れる森の美女』が持つ魅力だとわたしは考えています。

劇場で作品の雰囲気を感じましょう

劇場ここまで、『眠れる森の美女』の魅力を語ってきました。
この良さは、劇場で見ることで初めて感じられるものも多くあります。

既に映像作品などでバレエを楽しんでいらっしゃるかもしれませんが、ここからは、劇場に足を運んでバレエを鑑賞する良さをお話したいと思います。

音楽や振付だけなら、映像でも知ることはできます。

3幕のオーロラ姫とデジレ王子のパドドゥは、気品を失わず喜びを分かち合う素敵な踊りです。
それは映像を見ればわかるでしょう。

しかし、映像では主役の2人をアップにすることが多く、周りにいる人たちがどのような様子で2人を見守っているかはわかりません。

劇場に行けばダンサーとの距離は遠いかもしれませんが、全体を見られます。
もしかすると、主役2人の踊りしか見ないかもしれませんが、2人を包む温かい空気を感じることができます。

カメラには映らない、周りのダンサー(宮廷の人や来賓席)まで観て、場の空気を感じることで、映像では分からない作品の持つ顔を知ることができるのです。

生で見て伝わる緊張感

眠れる森の美女の一場面例えばトゥシューズの音や、ダンサーのちょっとした息遣いを感じられるのも、生でバレエを観る醍醐味です。

シーンとした空間に流れる繊細な音楽、時折響くトゥの音。
男性のサポートで綺麗に決まるポーズ。

そのまま2人の呼吸を合わせ、男性はそっと手を離し、女性はトゥで立ったままブレることなくポーズを見せる。

そんな静かな中で見えてくるダンサーの緊張感は、観客席で見るからこそ伝わってきます。

また、ダンサーが持つオーラ(華やかさ)やスター性を感じられるのも、劇場に足を運ぶからです。

数メートル離れたところで見えている人のサイズは決して大きくないのに、なぜか輝いて大きく見える、といった体験は、映像からではわかりません。

なぜか分かりませんが、わたしは映像で見るより生で見た方が、ダンサーの方の良し悪し(好き嫌い)がわかります。

映像だと平均化されてしまうのかもしれません。

生で見た方が上手い人は上手く見えるし、好きではない踊り方をする人は、余計に気になります。


バレエの世界にしっかりひたれる

眠れる森の美女。リラの精たちが踊る家でDVDなどを見ていると、携帯が鳴ったり、来客が来たり、家族に呼ばれたりすることはありませんか?

途中で一時停止して中座することもあるし、飲み物やお菓子を手元に置いてリラックスして観ることもあるでしょう。

劇場でバレエを見るときにはそういったことはありません。

よほどのことがないと離席出来ませんし、後ろの人の邪魔にならないよう、前のめりで観ることも叶いません。

その分、余計な邪魔が入らず、目の前のバレエに集中できるので、バレエの世界に入り込めます。

そして、数百人(以上)の観客と、同じ感動を分かち合えます

一緒に大技に感動し拍手を送ったり、繊細な踊りを息を詰めて見守ったり。
会場が一体となって、バレエの物語に入り、踊りを堪能することができます。

2回と同じことはない、その瞬間、その場にいるダンサー、観客、スタッフすべての人だけが作る空気感を味わうことができます。

さらに、家の設備よりもずっと良い音響で、生演奏のオーケストラでクラシック音楽を聴くことができます。

目の前で一流のダンサーが踊り、一流の音楽家の生演奏を聴く。

一流の方々のパフォーマンスを肌で感じ、彼らが作り出す世界に集中して浸ることができる。
これは最高の贅沢だと思います。

まとめ:2018年は新国立劇場に行こう!

今回は、2018年のオススメ公演として、新国立劇場の「眠れる森の美女」を挙げてみました。
とても素敵な作品を、無駄のない華やかさで魅せる新国立劇場の演出に、期待が高まります。

また、同時にバレエを生で観る醍醐味についてもお話ししました。
チケット代は(特に良い席は)少し高いですが、良い作品を選べば絶対に後悔はしません。

少し荘厳な世界で、五感をフルに使ってバレエを感じ、楽しんでいただきたいです。

あなたも是非、来年は新国立劇場に行ってみてくださいね。


2番目にオススメ。2018年のバレエ公演は?

2018年のバレエ公演のチケット先行販売が行われ始めます。
初心者の方が楽しめるバレエ公演を選んでみましたのでご参考ください。

Kバレエカンパニー「白鳥の湖」

白鳥3大バレエである古典的な作品、「白鳥の湖」。
そして日本で最も名高く有名な「熊川哲也」。
この組み合わせは、初心者のバレエ鑑賞に最適ではないでしょうか。

2018年の3月21日~25日、東京渋谷「オーチャードホール」にて、Kバレエカンパニーの白鳥の湖公演が決定しました。
2017年12月2日(土)より、チケット先行販売がスタートします。

Kバレエカンパニーは、2017年の秋にクレオパトラを世界初演したことでも大きな話題となりました。
伝統をしっかり守りつつも、新しい挑戦をし続けるKバレエの公演は間違いありません。

Kバレエカンパニーの白鳥の湖は、2016年には映画としても公開され話題となりましたが、やはり本物のバレエ公演に勝る感動はありません。
是非、日本が誇る最高峰の舞台を生で見てほしいです。

Kバレエカンパニー「白鳥の湖」の見どころと楽しみ方を紹介します。

オデットからオディールへ様変わり

「白鳥の湖」の白鳥と黒長白鳥の湖の代名詞と言えば、オデットとオディールの一人二役
同じ人が、同じ公演で、真逆の性質を持った二役柄を演じ分けるのです。

実際の舞台を間近で鑑賞すると、ダンサーの細かな表情や動きまでよく見えるもの。

さっきまでか弱くて儚い白鳥だったダンサーが、強く激しい性格のオディールとなって登場するシーンへの期待感はとても大きくなります。
またその期待を裏切らない表現力に注目してください。

宮廷のシーンと、湖のシーンとでの舞台演出の様変わりも面白いポイントです。
華やかで豪華な宮廷と、湖の暗く静かな情景。
その2つのギャップが大きいところも、白鳥の湖のみどころのひとつです。

白鳥の湖のコールドバレエ

白鳥の湖のコールドバレエ 白鳥の湖のコールドバレエは一糸乱れぬ協調が特徴的で、その美しさに圧倒されること間違いなしです。

コールドバレエは、一人ひとりが目立つものではありません。
しかし全員が一体となって動くことで、一つの大きな表現になるのがコールドバレエの魅力です。

中でも、白鳥の湖のコールドバレエの演出は特別。
フォーメーションを何度も変えながら、物語の背景を作っていきます。

照明も暗く、豪華な背景はありません。
白鳥たちの表情はみな無表情で、変化もありません。

だからこそ、ごまかしのきかない洗練された舞台となるのです。
また、それぞれのダンサーの技術や訓練の成果が試される場所でもあります。

どうしてもソリストに注目が集まりがちですが、コールドバレエのひとたちのレベルの高さにも改めて気づくことができる作品ではないでしょうか。

有名な曲が登場する

オーケストラ白鳥の湖の最も有名な曲である第2幕の「情景」や、4羽の白鳥の音楽など、バレエに詳しくない人でも知っているレベルの有名な曲がいくつか登場します。

あの有名な曲が、このようなシーンで使われているのだと発見していくのも、初心者のバレエ鑑賞の醍醐味です。

実際にバレエ作品の中で流れる音楽を聴くと、今までの曲のイメージとは大きく変わることでしょう。

また、Kバレエカンパニーは、シアター・オーケストラ・トーキョーというオーケストラをバレエ団が独自で保有しています。

日本でオーケストラを持っているバレエ団は他になく、熊川監督の演出への徹底ぶりがうかがえます。


カラダがうずうず。わたしもこの舞台に参加したい!

スタジオでジャンプするバレリーナDVDや動画で、いくらでもバレエを鑑賞することができます。
映像で見てもバレエはとても華やかで美しい踊り、そして演劇です。

しかし、劇場で実際のバレエを見たときの感動はその10倍以上だと思ってください。
感じ方が180度変わるので、全く別物だと考えたほうがよいでしょう。

好きなアーティストの音楽をCDで聴くのと、コンサートやライブで聴くのとは全く別物です。
バレエもそれと全く同じで、観客として公演に参加するような気持ちになります。

目の前で人が踊っている空気感や音を感じることで、よりバレエにリアリティを感じることができるのです。

シーンや客席の場所によっては、ポアントの音や、回転してチュチュが揺れる音など、本当にささいな音も聞こえてきます。

また、照明に照らされたバレエダンサーの美しさは、映像と比較になりません。

衣装やアクセサリーなどは本物の宝石を身に付けているような美しさですし、ダンサーひとり一人の筋肉の動きや表情など、舞台照明に照らされているとより鮮明にはっきりと見えます。(座席の位置によります。)

実際に人が踊っているという実感を得ることが、実はとても大切なのです。
緊張感や、物語の雰囲気に飲み込まれてしまうような感覚すら覚えるでしょう。

人の動きを五感で感じ、ライブ感を楽しむのもバレエ鑑賞の良さではないでしょうか。

さらに、映像で見ているときは、ただ単にテクニックなどに感動して「すごいなぁ。」と感心するだけだったのが、劇場でバレエを見るとそこに参加したくてたまらなくなるのです。

バレエを習っている人なら誰でも「私も今すぐ踊りたい!」そんな衝動に駆られるのではないでしょうか。
[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/09/kohaku.jpg” name=”いろは” type=”l icon_yellow”]ちなみに、海外のバレエ団の来日公演のオススメは、以下の記事をよんでみてね(#^^#)[/voice]

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