オーロラ姫第3幕のバリエーションのコツや踊り方を解説してみました。




ミキコ
こんにちは、ミキコです。
今回は、「眠れる森の美女」のオーロラ姫第3幕のバリエーションを解説します。

「100年」という時間をいかに表現するか

「第1幕と2幕」、「第3幕」では、それぞれオーロラ姫の印象を変化させます。

「第1幕」のオーロラ姫は16歳の娘です。
また、幻想的な場面では高貴さを表す必要があります。

それに対して「第3幕」のオーロラ姫は成人した大人の設定となっています。
成熟した大人の魅力を伝える必要があります。
幼さが出ないようにしなければなりません。

100年の眠りから覚めたオーロラ姫の喜び、どことなく残る可憐さそれでいて周りに漂う優雅さや上品さの全てを兼ね備えたバリエーションになっています。

普通の生活ではありえない100年の眠りから覚めるという設定をクリアするのですから、その表現は非凡なものではありません。

かなり体力的にもハードなものとなります。
テクニックも高度で正確なものが要求されます。
かなり難しい踊りとなります。

踊り方やコツを説明します。

カラダを立体的に使う

大切なことは、いかにカラダを立体的に使いこなすかがポイントとなってきます。
どれだけ綺麗に見せることができるかが重要です。

カラダの角度や顔の向きなど、全てをしっかりと意識して舞台の上での位置を取るようにしましょう。

カラダを平面ではなく立体で表現しましょう。
ポーズや動きの見え方が変わります。

オーロラ姫の変化を表現する

眠っているオーロラ姫
また、オーロラ姫の状況をよく把握して踊ることが必要です。

眠りから覚めた場面では、カラダのぎこちなさを感じながらも、オーロラ姫のカラダが「娘から女性へと変化」していることを表現するようにしましょう。
カラダのしなやかさ、優美な美しさを指先、顔の向きで表すことができます。

より細やかな指の動きと、ややうつむきがちな戸惑いを伝えらるとよいです。
そのときいかに立体的な表情を表現できるかが大切です。

そして、徐々に女性としてのしなやかさ、繊細さがカラダ全体からこぼれ出るようになります。
優美で上品な女性の魅力です。

自分自身に誇りと自信をもって対峙する女性です。
恐れはあるけれど、内なる力が彼女の姿勢を後押ししています。

顔はきりりと上げて、自信のある様子を表現しましょう。
踊りはメリハリのある大きさ、優しいが正確に刻むリズムで表現しましょう。

指先、肩、背中、カラダ全体で大人の女性を表現します。
それでいて愛を感じる場面ではしなやかな女性の美を指先と手先の流れで表現しましょう。


脚や上半身の使い方

トウシューズを手にもつバレリーナ脚についてはポジションに気を付けて、強く表現します。

上半身の背中、肩、腕は女性らしく柔らかくです。
肩はやや下げて、首を長く見せることもポイントとなります。

そして回転するときは軸足にしっかりと立ち、腹筋でカラダを引き上げることに注意しましょう。
背中側に倒れてしまわないようにしっかり引き上げましょう。

【バレエの上体を引き上げる感覚】コツや上達の方法を解説してみました。

2017.11.21

脚が上がりきらなければ、お尻が突き出たような形になってしまいます。
体幹をまっすぐ立てなおしましょう。
体幹をしっかり保ち、軸脚、動脚ともにアンディオールを意識しましょう。

カラダの隅々にまで言い聞かせることが必要です。
ばらばらになってしまわないように、カラダをしっかりコントロールすることが大切です。

メリハリを意識して

そして、次に大切なことは、メリハリです。
力を入れて止めるところと、ふっと力を抜く部分をきっちり踊り分けることが必要です。

ぴたりと止めた後に、ふっと力を抜いて柔らかくふわりときて、テンポを刻む。
振り上げた脚を一瞬止めてから、力を抜いて、ふわりと柔らかく丁寧に下ろす。

形を作った後も、一瞬止めて、ふわった力を抜いて、丁寧に次に入る。
入りは柔らかく、優しく上品に。

連続は切れよくつなげ、ふっと力を抜くことが必要です。
止めることは、じっくりとためるところです。
抜くところは、ふっと力を抜いてから戻すところです。

それらを意識して踊ると、踊りに溜めのゆとりが表現できます。

呼吸も大切に

それらを、呼吸とともに表現すると動きがスムーズになります。
止める部分では息を吸いながら、抜く部分では息を吐きながら踊るようにしましょう。

音楽をしっかり聴いて、音楽の流れとともに呼吸をし、それに合わせてスムーズにカラダを動かし踊ると、たっぷりと優雅な踊りが表現できます。

踊りの中に呼吸をしっかり入れていくことで、見ている側にも同じ呼吸、リズムを伝えることができます。
そうすることで、同じ波長で感じ取れるでしょう。

姫になりきる姿勢を持ちましょう。

そして、体幹を常ににまっすぐ意識して、ぶれないように引き締めます。

指先、肩、腕で存分に優美なしなやかさを表現しましょう。
背中は反り気味すると美しさを表現することができます。

肩はやや下げて、首を少しでも長く細く見えるようにしましょう。
顔から肩、首の流れを立体に見せるように、その向きに気を付けましょう。

脚はテンポよく大きく、力強く表現するようにしましょう。
ポージングの向き、ジャンプの方向は常にどう見えているかを意識するようにしてください。

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「眠れる森の美女」のストーリーも把握しておくと、よりオーロラ姫に近づけますよ。
踊りの上達のためにも下の記事にも目を通してみてくださいね。

バレエ「眠れる森の美女」あらすじや登場人物、見どころなどを解説しました。

2018.04.23



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こんにちは、ミキコです。 小学1年生〜高校2年生までバレエを習っていました。 一旦はやめたものの20代半ばで再開し、今は週3回レッスンを受けています。 バレエの面白さをもっと知ってもらうために、このブログを書いています。