金平糖の精の踊りを解説。上手に踊るコツを3点挙げてみました。




クリスマスにふさわしいバレエの演目として人気なのが「くるみ割り人形」です。

いろは
あらすじや登場人物については下の記事をよんでみてくださいね(*^^*)

【くるみ割り人形(バレエ)のあらすじ】登場人物やバリエーションも紹介

2017.12.03

第2幕の見どころ「金平糖の精の踊り」

優美で洗練された金平糖の精の踊りはバレリーナの憧れ。
演出によってはクララと金平糖の精が同じ人物であることもあります。

金平糖の精の踊りはグラン・パ・ド・ドゥであることが特徴です。
グラン・パ・ド・ドゥとは、男女ペアの4部構成のこと。

金平糖と王子では、二人で踊るアダージョ、王子のソロ、金平糖のソロ、二人で踊るコーダとなっています。

金平糖の精のバリエーションの踊り方のコツ

くるみ割り人形の金平糖は、物語の主役ではないのに、プリマが踊るという不思議な役どころです。
しかもお菓子の精という特殊な存在。

バレエの演目の中でも人気の高い定番くるみ割り人形の金平糖を上手く美しく魅せるにはどんなコツがあるのでしょうか。

バレエの物語の中には、人間でない主役がたくさん出てきます。
白鳥やら、精霊やら、人形まで。

しかしどれも物語の中心的存在であり、人と同じように感情を表現して踊ります。
セリフのないバレエですから、その感情を表すために動きや表情で観客に気持ちが伝わるようにしなければいけません。

しかし金平糖の場合、ただのお菓子です。
特別に濃い感情を持っていないからこそ、その不思議さと可愛さが際立つのではないでしょうか。

ストーリーとは関係のない、どこかフワフワとした奇妙な魅力が見ている人を引き込むように思えます。

金平糖を上手く魅せるコツを3点挙げてみました。

優雅さと可愛さ

テクニックは重要ですが、金平糖というお菓子を表現して踊ることがポイントです。
それを表現するのは上半身のゆったりとした優雅な動き。

金平糖の風味を醸し出すように上半身をや腕をソフトに使い、指先まで気を抜くことがないようにしましょう。

金平糖の踊りはダイナミックな振り付けが少ない分、こじんまりとしたものに収まってしまう危険性があるので、上半身の大きな動きがそれをカバーすることになります。

下半身の動きのシャープで切れのある踊り

トウシューズを履いてつま先で立っているバレリーナの足元逆に足はパドブレをしたり、ピケで立つなどはっきりした動きが多いのが特徴ですので、金平糖の少しトゲトゲした見た目を表現しています。

一番印象的な部分は、足のカクカクとした人形のような不思議な動きのようです。
こちらもやはり小刻みな振り付けなので、踊りが小さくならないようにすることが必要になります。

全体的な振り付けとしても、甘く柔らかい部分を表現しながらも、少しカクカクした動きが入っている部分があります。

そのメリハリをはっきりさせて、柔らかい部分のときはふんわり踊るように心がけながら、少しカクカクした動きのときにはハッキリ動くことを意識することで金平糖らしさが出ます。

上半身のゆったり大きな動きと下半身の小刻みで切れのある動きが、金平糖の軽やかで可愛い存在になるのです。

主役になりきらないで踊る

くるみ割り人形はクリスマスが舞台。
どこかお祭り的な要素のある音楽と踊りを楽しむ演目です。

子供たちも観劇することが多く、主役はあくまでもクララであり、くるみ割り人形。
ダンサー自身も演じるというより楽しむという気持ちで踊ることで、その華やかさが増すのではないでしょうか。

足元の繊細な動きが特徴的でややリズムが取りづらい難しい振り付けであるということです。


表現力を身につけるのは難しい

ある程度踊れる人なら表現力を意識して練習すように心がける人が多いでしょう。

でも、これが1番難しく、物語の内容を理解することはもちろん、踊る役の役柄や性格、考え方などを理解して表現しなければなりません。

役がどんな人物なのかを表情と踊りだけで観客に伝える必要があります。

テクニックは練習することによってカバーすることができますが、表現力は踊り手の感性や才能といえる部分です。
そのため金平糖の精はどんな精なのかをきちんと理解して踊る、というのが重要になります。

金平糖の精は妖精でもあり女王でもあるため、柔らかく踊ったり、気品あふれる気高い雰囲気であったり、愛らしさや軽やかさのある感じなどさまざまな表現ができます。

踊り手によって雰囲気が変わってくるため、いろいろな人の金平糖の踊りを見てみることをオススメします。

「くるみ割り人形」は、大人も子どもも心踊る演目です。

くるみ割り人形を手に持っているクララ第1幕では、おもちゃの笑みがこぼれる面白いダンスや、舞踏会の典雅な様子、子どもたちの楽しそうな踊りなどが見られます。

第2幕では、バレエの王道ともいえる振り付けの踊りや、一糸乱れないコールドバレエ、世界中の国の踊りが魅力です。

その中でも特に、第2幕金平糖の精は王子とのグラン・パ・ド・ドゥやソロの踊りなどがあり、踊りの主役とも言える存在です。

バリエーションの踊り方のコツを理解して、金平糖の甘さとトゲトゲした部分を表現していくことが金平糖の精らしさにつながるでしょう。
表現をするためには、まず技術がしっかりしている必要があります。

ミキコ
特に金平糖の精の踊りは見ると踊るとでは大違いであり、音がとても取りにくい曲です。

一見優雅な踊りではありますが、しっかり練習重ねることが大切ですよ。
応援しています。



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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、ミキコです。 小学1年生〜高校2年生までバレエを習っていました。 一旦はやめたものの20代半ばで再開し、今は週3回レッスンを受けています。 バレエの面白さをもっと知ってもらうために、このブログを書いています。