今回は、わたしが子どもの頃から好きなバレエダンサー、上野水香さんについて書きます。
■目次
上野水香の経歴
誕生日 1977年12月23日(現在の年齢は40歳)
出身地 神奈川県鎌倉市
身長 170cm
体重 45kg
血液型 調査中
元・結婚相手は高岸直樹さん
上野水香さんは、2010年に同じバレエダンサーである高岸直樹さんと結婚しています。
水香さんと同じ東京バレエ団に所属されていましたね。
高岸さんは、2015年に東京バレエ団を退団し、「高岸直樹ダンスアトリエ」を設立しています。
明大前のTerritory Mにてレッスンがありますから、興味があるなら通ってみてはどうでしょうか?
高岸さんは2回目の結婚で、以前は東京バレエ団のピアニストの方と結婚されていたそうです。
以下、ジゼルの水香さんとアルブレヒトの高岸さんの動画です。
でも、残念ながら高岸さんとは離婚されたようです。
2017年に一般男性と再婚したとのこと。
2018年5月のご自身のインスタで、結婚の報告をされています。
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#shooting in #Paris wearing #weddingdress ????????☺️???? 私ごとですが、昨年、結婚いたしまして、、、、 今回の旅ではドレスを着て#パリ にて写真を撮りました????
上野水香の食生活
バレリーナというと、相当ストイックに体重管理をしているイメージがありますね。
あんなにスリムな水香さんでもダイエットはするようです。
でも、甘いものもお好きなようで、ご自身のブログにお菓子の写真をアップされたりもしてますよ。
幼い私が上野水香に憧れたワケ
最初に上野水香さんのことを知ったのは、テレビのドキュメンタリー番組でした。
当時わたしは小学生で、週に4回バレエのレッスンに通うバレエ漬けの生活を送っていました。
しかし、バレエ公演を見に行ったりする機会はあまりなく、有名ダンサーについての知識もありませんでした。
テレビでたまたま上野水香さんのドキュメンタリーを見たとき、とても不思議な感じがしたのを覚えています。
彼女の放つ雰囲気が、当時私が思っていた『バレリーナ』のイメージとは少し違っていたから。
バレエをやっている人のイメージって、昔から「おしとやか」だとか「お嬢様」なイメージがありませんか?
今でこそバレエは敷居の高い習い事ではなく、エクササイズや趣味の一環としても親しまれていますが、当時はそうではなかったのです。
わたし自身、特にお嬢様育ちというわけではありませんが、やはり控えめな女性らしさが求められているような感覚が、幼いながらにもあったものです。
ところが上野水香さんは、髪型やメイクが現代っぽく、とても親しみやすいと感じました。
雰囲気もおしとやかというよりは、明るくて天真爛漫な印象。
前髪を短くパツンと揃え、茶色くカラーリングしていました。
メイクも少し強めのアイラインを引いていて、強気な女性という印象を持ったものです。
少なくとも、わたしの通っていたバレエスクールの先生や先輩たちにはいないキャラクター性を感じたのです。
こんなバレエダンサーがいるのだという衝撃を受けたのと同時に、バレエをやっていても、わたし自身は自由であっていいのだという希望すら与えてくれたような気がしています。
それ以来、上野さんは幼いわたしの憧れの存在になりました。
モデルさんのような雰囲気もあり、彼女が身に付けているレオタードや、ウエア、シューズなど真似したくてたまりませんでした。
バレエの技術だけではなく、親しみやすいそのキャラクターに惹かれていたのだと思います。
上野水香さんのバレエは世界的にもお墨付き
上野水香さんは、もちろん実力も素晴らしいバレエダンサーです。
5歳のころからバレエを始め、15歳でローザンヌ国際バレエコンクールのスカラシップ賞を受賞します。
その3年後には世界バレエ&モダンダンスコンクールで金賞を受賞するなどその後も数々の賞を受賞し、世界的振付師のローラン・プティにも認められるほどの実力を身につけていきました。
また、15歳からモナコのプリンセスグレースクラシックアカデミーに2年間留学し、首席で卒業した経歴も持っています。
これをきっかけに留学後、牧阿佐美バレエ団に入団。
2004年までプリンシパルとして在籍していました。
「白鳥の湖」での主演や、ミラノ・スカラ座バレエ団の「ノートルダム・ド・パリ」にゲスト出演していました。
同2004年に東京バレエ団移籍後はプリンシパルとして数々の舞台で主役をつとめています。
東京バレエ団は日本を代表するバレエ団であり、そのプリンシパルというのは最高峰と言っても過言ではありません。
また、フランスの振付師モーリス・ベジャールから「ボレロ」を踊ることを許された、日本でも有数のバレエダンサーとしても有名です。
上野水香さんの代名詞として世界で実力が認められました。
舞台の中央の赤いテーブル上にひとり立ち踊ることは、ベジャールが使命した限られたダンサーのみ。
彼女の実力がいかに凄いかが分る代表作でしょう。
それ以降も現在にわたり、東京バレエ団の顔として数々の作品に出演したり、海外への招聘やゲスト出演を数多くこなすなど、日本のバレエ界でもトップクラスの実力で観客を魅了しています。
以下、水香さんのボレロをYoutubeから。
わたしが憧れたように、上野水香さんの素顔やキャラクターも人気の秘訣ですが、その実力も大きく評価されています。
上野水香の踊りの特徴を3点挙げてみました。
[aside type=”boader”]- 身長170cmの抜群のスタイル
- 柔軟なカラダ
- 軸のぶれが少ない
抜群のスタイルもバレエダンサーとして魅力的
上野水香さんと言えば、高身長に長い手足という日本人離れした体型も魅力のひとつです。
日本人はバレエに不向きな体型の人が多いと言われますが、もちろん小柄なバレエダンサーも数多くいます。
しかし、上野さんの身長は170cmと大きく、とにかく舞台映えします。
厳しいバレエの世界では当然のことではありますが、彼女は本当に細くて華奢なのです。
世界で通用するレベルのバレエダンサーは、背中から頭にかけてのラインが特に美しく、立っているだけでも絵になります。
手足も、長すぎてもつれてしまうのではないかとハラハラするほど。
上野水香さんのその生まれ持った体型は、「白鳥の湖」の黒鳥や「ドン・キホーテ」などのアクティブな役柄では、迫力を感じさせてくれるので見応えがあります。
反対に、白鳥やくるみ割り人形の金平糖の精など繊細でしなやかな演目では、その細く長い手足がポイントになり、はかなく繊細な印象も感じられます。
どの演目を見ても魅力的なのです。
カラダの柔らかさ
足の開脚では、開いた足が耳にあたるのが見える位の開脚ができるほど柔らかなカラダを活かしています。
軸のぶれが少ない
「白鳥の湖」での黒鳥のグランフェッテ32回転では殆ど軸がぶれず安定感があり、1センチのずれもないような見事さです。
上野水香のブラックスワン(黒鳥)は必見!
私がバレエ作品の中でも最も好きな、白鳥の湖。
白鳥の湖は、主役がひとり二役を演じるのが特徴です。
か弱い白鳥と力強い黒鳥、二つの相反するタイプの役柄を同じダンサーが演じます。
この演目の最大の見せ場である、フィナーレの黒鳥のグランフェッテ32回転。
上野水香さんのグランフェッテは安定感がものすごく、1cmもずれずに回りきると言っても過言ではありません。
バレエ初心者の方も、バレエに詳しくない人も、上野さんのこの場面だけは見てみる価値があると思います。
[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/09/kohaku.jpg” name=”kohaku” type=”l icon_yellow”]「バレエってすごい!」「もっといろいろなワザを見てみたい!」
と思うこと間違いなしです。[/voice]
現在の上野水香
現在40歳。
ご結婚もされていますが、まだまだ現役で公演に出られています。
ブログやインスタグラムなども更新中で、上野さんの素顔や活動の様子が手軽に見られます。
バレエ雑誌はもちろんのこと、女性誌などにインタビューが掲載されたり、写真が載ったりする機会も多いので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね(*^^*)
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