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「バレエの立ち方できてますか ?」佐藤愛を読んだ感想と簡単な内容の紹介

[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/09/kohaku.jpg” name=”いろは” type=”l icon_yellow”]「バレエの立ち方」読んだよー☆
貸してくれてありがとう。
すっごく気に入ったから、自分の分買っちゃった。[/voice] [voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]イラストが豊富だから分かりやすいよね。
エクササイズやストレッチもたくさん紹介されているから自宅で練習できるね。
バレエを学んでいる皆に読んでほしいイチオシの本だよ。[/voice]

■目次

著者・佐藤愛について

2017年の8月に佐藤愛さんによって、東洋出版社から刊行されているバレエ・テクニック集です。

著者は6歳からバレエを始めていて、オーストラリアの芸術大学に入学してバレエ学科を卒業しました。

怪我が原因となって1度はバレエの道から遠ざかりますが、ヴィクトリア大学で解剖学や理学療法を学んでいきます。

ピラティスから教員資格にフィットネスの講師まで、その活躍の場と保有資格は実に多種多様です。

オーストラリアと日本各地を行き来し、バレエダンサーやパフォーマーの治療や教育を熱心にサポートする著者の姿が思い浮かんできますね。
この本にはそんな著者の博識ぶりと、バレエに対する真摯な姿勢が込められています。

正しいスタンス(立ち方)を身に付ける

バーを掴んでいるバレリーナ観劇やコンクールに足を運んで、目の前で本物のバレリーナを見たことはありますか。
彼女たちの立ち姿は、普段から普通の人とは一線を画するような魅力が溢れています。

バレエを習い始める上で最も基本的なテクニック、それがバレエスタンス(立ち方)です。
知識を身に付けて実践的に取り入れていくことによって、軸の安定を確立することができます。

更にはターンアウトポールドブラに代表されるような高度な技術に磨きがかかり、より一層豊かな表現力にも繋がっていくでしょう。

逆に言えば正しいスタンスが身に付いていなければ自然と怪我も多くなり、自分自身の手足を思うようにコントロールすることはできません。

立ち方の理解を深めるために内面を知る

スタジオの床に座っているバレリーナ美しいバレエスタンスを完成させるためには、自らの身体的な構造について理解を深めなくてはなりません。
大学で解剖学を専攻していた著者らしく、本作品でもイラストを交えつつ筋肉や骨格の仕組みが的確に伝わってきました。

やみくもに1ヶ所を鍛え上げていくのではなく、全体のバランスを考えながら高めていくことが大切になります。

プロのバレエダンサーとして大いなる夢を抱きながらも、予期せぬ故障によってその道を閉ざされてしまった若き日の著者自身のエピソードもほろ苦かったですね。

正しい知識があればテクニックの上達ばかりではなく、怪我の予防や効率よくリハビリも進めていくことができますよ。


自宅・オフィスでの猫背対策法

猫背の女性バレエのレッスン中に先生から、「背筋を伸ばしなさい」と注意されたことはありませんか。
プロのダンサーでも猫背がなかなか治らないことがあり、深刻な悩み事のひとつです。

オフィスでも自宅でもパソコンのディスプレイと向き合いぱなしという、現代人に特有の環境もあるでしょう。

マウスとキーボードをカラダの近くに配置するという、具体的な対策方法が紹介されていて参考になりました。
肩が前方に引っ張られることもなく背筋を伸ばした姿勢をごく自然と保つことができますので、是非とも1度試してみてくださいね^^

姿勢を正せ

ストレッチでよりダンサーらしいスタンスに

180度開脚しているバレリーナ理想的なバレエスタンスへアプローチするには想像以上に筋肉を酷使するために、初心者は筋肉痛になることも。
凝り固まった筋肉をほぐしつつ柔軟なスタンスを作るためには、練習後のストレッチが最適です。

「ストレッチは自分の体と対話する時間」という、著者の言葉が印象的でした。

安全にストレッチをするためには、自分が今どこの筋肉を伸ばしているのか意識することが大切になります。
痛くもなく気持ちよくもない程度の力の加え方と、呼吸を整えながらカラダ全体を使ってみましょう。

日々の暮らしの中でもバレエスタンスを意識する

バレエの立ち方できてますかの構成バレエスタンスは、地元のバレエ教室に通ったり本格的なバレエスクールに入学しなくても、日常生活の中でも充分改善することができます。

全編を通して豊富なイラストと分かりやすい解説が満載になり、自宅でも手軽に行えるトレーニングばかりです。

更には本書をより効率的に活かすための、動画サイトのアドレスも巻末には記載されています。
文章とイラストだけでは実際の動きを頭の中でイメージできないという場合でも、映像が用意されていると安心ですね。

バレエのバランス感覚が養えていないというお悩みの方に、是非とも手に取って頂きたい一冊になっています。

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