バレエ舞台メイクは、遠くから見ても表情がイキイキと見えるようにするというのが目的です。
そのため、ダンサーの顔の骨格に合わせてメイクをします。
■目次
バレエの舞台メイクの手順
- ファンデーション
- フィニッシングパウダー
- 眉の下書きとシェードパウダー
- ノーズシャドウを下書きしてハイライトを施す
- まぶたのシェードとノーズシャドウを仕上げる
- 白のアイシャドーベースのアイラインをペンシルで下書き
- 下書きをもとにリキッドアイライナーで仕上げ
- アイラッシュ
- 下のアイライナーを引く
- アイシャドーのカラー
- チーク
- リップ
ポイントはハイライトとシェードをつけ、目を囲むアイラインをハッキリと描くということです。
その後、アイシャドーやリップのカラーを鮮やかにして濃すぎないで自然になじませていくというように仕上げましょう。
アイライナーはダンサーの目に応じて引く
一重や奥二重や二重といった特徴に合わせてメイクするようにします。
一重の場合
アイラインで大きな目をつくりましょう。
目を上下に広げるようにメイクします。
そして、つけまつ毛を自まつ毛の生え際の2ミリほど上の位置につけることで瞼を持ち上げるようにして二重まぶたの目に変身指せるということがポイントになります。
奥二重の場合
目頭のアイラインが隠れがちになるといわれますので、一重まぶたのアイメイクと同様に仕上げていくのが基本です。
アイテープ使って奥二重をくっきりと二重にすることもできますよ。
二重まぶたの場合
上まぶたのアイラインの部分を太めに描いてメイクします。
バレエの舞台メイクでは、その人の目の形に合わせてメイクをするということがポイントになります。
バレエの舞台メイクで使用する道具
本当にさまざまなものがあります。
ベースメイク
- ファンデーションとスポンジ
- 透明なフィニッシュパウダー
- パウダー用パフ
アイメイク
- 青やピンクなどのアイシャドー
- グラデーション用のアイシャドー
- アイブロウペンシルやアイブロウパウダー(アイブロウペンシルは茶色のもがオススメ)
- アイホールのベースになる白アイシャドーやペンシル
- 目の際を埋めてリキッドライナーの下書きをするための黒ペンシルとリキッドアイライナー
- まぶた用の茶色のペンシルとつけまつげと接着剤
アイメイクのオススメアイテム
チャコットのメイクアップカラーバリエーション、ウィンキングシリーズがイチオシです。
シルバーカラーをブラシで、まぶたにのせます。
このとき、円状に描きながらメイクを行うと凹凸感がある立体感メイクになります。
また、チャコットのメイクアップカラーバリエーション 603は一重まぶたのメイクにオススメで、よりハッキリした目元になれます。
ハイライトとシェード、チーク用
- 頬骨の下に入れるためのシェード用のパウダーやハイライター
- チーク
- リップクリームや赤やピンクの口紅
- リップライナー用ペンシル
- グロス
ブラシ類
- アイブロウブラシ
- アイシャドーブラシ
- チークブラシ
- リップブラシ
- 余分なパウダーを取るためのパウダーブラシ
ボディ用
ボディ用ファンデーションとスポンジも必要です。
スポンジよりも海綿の方が伸びよく効率的にメイクを仕上げることができるのでオススメ。
鏡
手鏡ではなく、自立するタイプのものがオススメ。
メイクオフ
クレンジングが必要です。
舞台メイクは舞台ではっきりと顔立ちが目立つように仕上げます。
なので、オフするときには軽くふきとれるクレンジングがGOOD。
できるだけ肌を傷めず簡単にオフできますよ。
保湿効果のあるものも便利です。
その他
タオルです。
汚れを防ぐための前掛け用のものやケープを用意すると便利なのでオススメ。
それからティッシュやコットン、そして、アイラインをきれいにするために使う綿棒などを用意するようにします。
また、化粧水や乳液などのスキンケアアイテムもあると良いですね。