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バーを使ったリンバリングのやり方やコツを解説してみました。




バレエを行う前にはしっかりと体をほぐしておかないと思わぬ怪我に見舞われることもありますので注意が必要です。

ほぐす方法としてはもちろん一般的なストレッチを行うのでも良いのですが、バレエのバーを使ったストレッチであるリンバリングはとても効果的ですのでやり方をマスターしておきましょう。

リンバリングは立った状態で足を上げて行うものですので、体幹トレーニングにもなるという点が床に座って行う方法とは異なります。

取り入れるには正しい方法をマスターしないと意味がありませんので、リンバリングのやり方やコツをしっかりと学ぶことが大切です。

■目次

リンバリングの正しいやり方

まずはバーに近い位置に立ち、向きはバーを正面にして立ちます。
正面に立ったら片足を真横に上げて、足首の部分でひっかけでバーの上に乗せます。

カラダの硬い人はこの動きだけでも大変かもしれませんが、毎日ほぐしていくうちに徐々に楽に行えるようになりますので、続けることが重要です。

バーに乗せた足と反対側の手をアラセンゴンからアン・オーを通り、バーを載せた足先の方へと伸ばします。

アラセゴンは手や足を体の横方向に広げたポジションであり、アン・オーは両腕を上で保持したポジションです。

この動作をする時に注意したいのが、脇腹にお肉が乗らないようにすることです。
気をつけながら体を引き上げて真横に倒していき、反対側も同様に行います。

プリエで更に効果アップ

そして、そのまま足を乗せた状態で軸足をプリエすると更に効果がアップします。
プリエはバレエの中でもっとも重要であり、もっとも頻繁に行う動作なので、最初に習得しておきましょう。

どのような動作なのかというと立体から膝を曲げる動きを指し、これは比較的簡単に行うことができます。

バレエのレッスンではバーを使う足に1番から5番のポジションのプリエが行われることが多いです。

プリエのポイント
  • 膝はつま先と同じ方向に曲げる
  • 膝の関節を曲げる際には足首と股関節に力を入れずになるべくリラックスして脱力した状態で行う
  • 深くしようとしてお尻を突き出したり前傾しない
  • プリエの後に膝を伸ばす時には足の裏で床を押すような意識を持って反作用により全身を持ち上げて膝を脚を伸ばし切って元に姿勢に戻る

簡単そうに見える動作ですが、リラックスしていないと上手く行えませんので、できるだけ全身を脱力させて自然な体の動きを引き出すように心がけることが大事です。

プリエの意味とやり方のコツは?動画あり

10月 3, 2017

軸足を一歩ズラしてみる

次にバーに近い位置にある軸足を一歩ほど後ろにずらして、バーに上げている方の脚をおへその前に向けます。

同じように手をアン・オーから前にしながら上半身を倒し、ストレッチを行っていきます。
そして反対側も同じようにしてプリエと続けるのが一連の動作です。

最後にバーに上げている足を軸にして、バーを背に向けた状態にします。



つらくてもゆっくり呼吸を続ける

初心者がよくやってしまうのが、つらい姿勢をする際に呼吸を止めてしまうことです。

基本的なことではありますが、ゆっくりと呼吸をしながら動作することが大事になりますので、呼吸を止めないように注意しなければなりません。

呼吸を止めてしまったら動きも硬くなりますし、伸ばすべき部分を伸ばすことができなくなりますので、ゆったりとした状態を保つための呼吸を続けるようにします。

意識していても呼吸が止まってしまうほどのストレッチを行っているという場合には、無理な動作をしていることになりますので、もう少し緩やかなものに変更した方が良いかもしれません。

どの程度の動作ができるのかはそれぞれ異なりますので、呼吸のできる範囲に留めることも覚えておきましょう。

バーを使ったストレッチでは、前に前屈したら一呼吸おいてから戻るのが基本となっていて、更に深めたい場合にはキープして伸ばし続けることもあります。

戻す時も呼吸をしながら頭を最後にゆっくりと戻します。

カラダが硬い人こそリンバリングをしてみよう。

リンバリングをすると筋肉をしなやかにすることができますので、カラダの硬い人に最適です。
このリンバリングが最高のストレッチ方だといわれるのは、股関節を痛めることなく脱力したまま行うことができるからです。

柔軟性を高めたい時に行う動作には色々ありますが、やり方を誤ると怪我をしてしまう恐れがあります。

この方法ならバーを使ってその上に脚を乗せるだけで上手く脱力できるようになっていますので、怪我をせずに柔軟性を高めることが可能です。

他にも色々とメリットがあり、足を固定できることや軸足に重心移動しながら開脚する感覚をスムーズにつかめること、効率的に負荷をかけられることなどが見逃せないポイントです。

カラダが硬いときに行うと痛みがありますので力を抜きたくても抜くことができないことがありますが、そのまま力を入れて行うと怪我につながりますので、どの程度までなら痛みが出ないのかを確かめながら低いバーから試してみるのも良いかもしれません。

コツコツと行えば少しずつ普段伸ばすことができない部分に柔軟性が出てきて、楽に行うことができます。



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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、ミキコです。 小学1年生〜高校2年生までバレエを習っていました。 一旦はやめたものの20代半ばで再開し、今は週3回レッスンを受けています。 バレエの面白さをもっと知ってもらうために、このブログを書いています。