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80年代に発表された小野弥夢さんによるバレエ漫画の「Lady Love」。
レディ・ラブはバレエのパートナーであったり恋人のことを意味します。
小学生の時に全巻揃えて読みました。
現在はわかりませんが、作者の小野弥夢さんは当時わたしと同じ札幌市に住まわれており、とあるツテでコミックスの1巻にサインを頂いた縁もあり思い入れの強い作品です。
図々しくもサインをお願いしたのに可愛いイラストも添えてくださって、感動したのを覚えています。
バレエを習うきっかけにもなった漫画です。
「Lady Love 愛するあなたへ」あらすじ(ネタバレ注意)
主人公のレージデージ(レディ)はバレエに憧れる女の子。
家が貧乏で習わせてもらえないのを分かっているので、いつもこっそりレッスンを覗いています。
それに気づいたバレエ団のプリマが気まぐれでレディにチャンスを与え、彼女は無事に奨学金を得てバレエ学校に入学でき、大好きなバレエ漬けの毎日を送るのでした。
しかし、レディにチャンスをくれたプリマが別のプリマの誕生により地位を追われると、新プリマの本番用の衣装に細工をしてしまいます。
それが原因で新プリマは負傷し、二度とトゥシューズを履けなくなってしまいます。
って!ダメでしょ!子供のイタズラで済む話じゃないでしょ!と今ならツッコみますがこの方は後にレディの恩師となり、レディの懺悔を受け入れさらに不断の努力とパートナーの協力で不死鳥のように復活して再びバレリーナとして大活躍します。
バレエ学校で上級生となったレディは国際コンクールに出場することになります。
演目はジゼル。
バレエ漫画って、バレエの演目がいろいろな解釈で出てくるから楽しいんですよね。
パートナーのマーシーはこのコンクールで入賞し、夢だったアメリカのバレエ団に行ってしまいます。
数年後、マーシーはNYのアメリカン・バレエ・シアター(ABT)のスターになります。
一方、レディも長い下積みを経てようやくプリマとして舞台に立つことが出来ます。
初日の舞台にマーシーが舞台衣装のまま花束を持って駆けつけるのでした。
その後、ABTに客員として招かれたレディ。
オリジナル作品でようやくマーシーとペアを組めるかと思いきや、マーシーの負傷によりその願いは叶わず。
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このNYのくだり、槇村さとるさんの「NY・バード」にものすごく似てるんですよね。
登場人物の感じといい、オリジナル作品の内容といい。
お二人は交流があったようなので、あえてそうしたのか、偶然なのかいまだに不思議です。
もし当時、インターネットが普及していたら話題になったかも知れないですね。
どちらも大好きな作品なんですけど、ちょっと不思議です。
NYでの公演は大成功をおさめ、レディは押しも押されぬプリマとなってロンドンの古巣に戻ります。
そこで待っていたのはソビエト人ダンサーのロジャー。
ソビエトですよ!ロシアじゃなくて。時代ですね~。
余談ですが、この作品、全体的に80年代のロンドンの雰囲気があちこちに出ていて、そこがまた良いんですよね。
TOTOとかポリス時代のスティングとかがぴったり合いそうな感じです。
ロジャーと組んだ白鳥の湖も大成功します。
次の作品であるロミオとジュリエットこそ、帰国したマーシーと踊りたいと熱望するレディですが、ロジャーの策略によりそれも叶わなくなってしまいます。
ロジャーを憎むレディですが、実はロジャーは病に侵されており、余命いくばくもないことを知ります。
死んでもいいからギリギリまでダンサーとして踊り続けたいと願うロジャーを理解し、最後までパートナーを組むことを約束したレディ。
しかし、公演直前にロジャーは事故により他界します。
このときのレディの気持ちってよくわからないんですよね。
作品を読んでいるとロジャーを愛しているようにも見えるし、後にレディもマーシーにそう語っているんですけどそんな風に気持ちが動くものかな?
ロジャーの代役はマーシー。
皮肉にも長年の2人の夢がロジャーの死によって実現します。
最初はロジャーの魂と踊るレディですが、マーシーと踊るうちに彼を愛する気持ち、そして2人の望みを思い出すのでした。
ラストは2人の結婚式で幕を閉じます。
本当に何度も何度も繰り返し読んだ作品なので、いまでも細かい描写やセリフを覚えています。
結婚後、レディの出産を描いた続編も出ているそうなのでぜひ読んでみたいです。
「トウ・シューズ」よんでみるね^^[/voice]