バレエの大人初心者がなるべく早く上達するにはどうすればいいですか?




ミキコ
今回は大人のバレエ初心者さんにオススメしたい本やDVD、メンタル面のお話などを書きます。

わたしがバレエを再開した頃、もちろん今でもですが、たくさんの書籍やビデオを観て勉強しました。
その中でも、オススメなものをいくつかピックアップして、ご紹介していきたいと思います。

「クロワゼ」新書館

大人バレリーナのための、有名な雑誌ですね。
あなたもご存知かと思います。

この雑誌は、大人バレエのためのエクササイズを始め、バレエの動きの説明、レッスンウェアの紹介、さらにはDVDが付録で付いていたりします。

そして、悩み相談コーナーもあり、実際の読者から寄せられた質問や相談を、バレエの専門医蘆田ひろみ先生を始め、ベテランのバレエの先生方が、一つ一つ丁寧に答えてくださっています。
自分にも当てはまる悩みがあり、わたしも何度も助けられました。

もちろん、悩みがある方は、あなたが投稿することも可能です。

ほかにも、ダイエットと時短のための夕食レシピや、バレエの物語の紹介など、毎月様々な特集が組まれているので面白いです。

そして、初心者の方には、バレエの動きの解説なんかは、とてもためになると思います。
お教室でレッスンしていても、わからないことや疑問が出てきますよね。

その全部を先生に質問するのは難しいと思います。
この雑誌だと、おうちでゆっくり文字と写真を見ながら、バレエの動きを覚えて、レッスンで実践ができますね。

パの名前も、基本はフランス語ですから、ややこしいし、覚えにくいと思います。
本を見ながらだと、文字と写真両方でインプット出来るので、その点も覚えやすいでしょう。

お値段も、雑誌ですから安いので、手に取りやすいと思います。
大きな本屋さんでしたら、大体置いてありますので、まだご覧になったことがない方は、ぜひ手にとってみてくださいね^^

「ワガノワ・メソッド 動く!バレエ用語集」

こちらは、ワガノワ・メソッドになりますが、バレエ用語を実際のワガノワの生徒たちが動きながら、ワガノワの先生が解説してくれるというDVDです。

バレエにおける上体の位置(クロワゼやエポールマンなど)やアンドゥオール・アンドゥダンから始まり、バー、センターまで、通常のレッスンで出てくる用語はほとんどカバーされています。

まだ、バレエ用語が全然わからない、という方はもちろん、ある程度用語は分かるけれど、正しい動き方が分からないという方にもオススメです。

先ほどもお話ししましたが、初心者の方が上達するには、やはり、バレエ用語を覚えて、その用語の動きまで覚える、そして、レッスンの時にその用語が出てきたら、動けるようにする、というのが、まず第一歩です。

一つ一つの用語が分かれば、レッスンはその組み合わせと応用なので、しっかり動けるようになっていきます。
初めのうちは、順番を覚えるのに精一杯で、踊りどころじゃない、というのはよく聞きます。

順番をサクッと覚えるためには、バレエ用語をしっかり理解して、アンシェヌマンを組まれた時に用語を並べて覚えていくことが大切です。
カラダで覚えるのももちろん大切ですが、同時に用語も知っていた方が絶対にいいです。

このDVDは、動きを、映像で丁寧に解説してくれているので、目で見て、言葉を覚えて(字幕です)、実際に真似して覚える、というプロセスが、おうちでできるのでオススメです。

また、ヴィシニョーワやロパートキナといったプロダンサーの映像も記録されているので、見ていて飽きないところもポイントです。

そのほかのオススメ

発表会などで、バリエーションを踊るなら、ワガノワのヴァリエーションレッスン(初級1〜通常10まで)、マラーホフのヴァリエーションレッスン(3種類)、世界のプリマバレリーナたち(Vol.1〜3まで)などはわたしもよく観ましたが、どれもオススメです。

バージョンによって振りが違ったりしますが、それぞれ、バリエーションの実際のレッスンが収録されています。

ただ注意していただきたいのは、ドンキホーテ第3幕のキトリのヴァリエーションは、ロシアバージョンだと、序盤フェッテ、中盤ルティレの連続、終盤パドゥブレ・スュイビーという振り付けで、日本では一般的ではありません。

序盤グラン・パドゥシャ、中盤エシャッペとアチチュード・ターン、終盤パ・ド・シュバルのバージョンを踊られる方は、マラーホフのDVDで学ばれると良いです。
ヤーナ・サレンコがデモンストレーションされています。

どんなバリエーションでも、お教室や個人のレベルによって、振り付けは多少異なりますが、やはり基本は同じですし、雰囲気づくりにも役立つと思いますので、ヴァリエーションの練習で行き詰まった方は、一度これらのDVDを観てみることをオススメします。

コロムビアミュージックエンタテインメント
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11月 20, 2017

その他為になるようなものや、心がけること

為になるもの‥何でしょうか。
少し難しい質問です。

ミキコ
あくまでわたしの意見ですが、3つ挙げさせていただきます。
当たり前のことばかりなので、少し申し訳ない気もしますが、わたしは初心者の頃、そして今でも、この3つに助けられています。

お気に入りのレッスンウェア

バレエウェアを着てレッスン中の女性お気に入りのレッスンウェアは、何着あってもたくさん欲しくなりますよね。
最近は、誰でもオーダーメイドでレオタードを作れるようになったので、お気に入りの1枚を見つけることは、あまり難しくないと思います。

わたしの場合は最初の頃、なかなかレッスンに付いていけず、行くのが億劫になった時に「今日はこのウェアを着たいから頑張って行こう!」と思えました。

まだ友達が少ない頃に、「ウェア可愛いですね」と声をかけていただき、話すきっかけになったり、1年頑張ったご褒美に、ちょっといいウェアを買って、またやる気を出したりしていました。

そして、バレエのレッスンで着るウェアは、普段着とは全然違うので、ちょっと冒険してみたりする楽しみもあります。
「初めは形から」
なんてよく言いますが、これってとても大切なことだと、わたしは思っています。

バレエを上達させる一番の近道は、「レッスンに通うこと」ですから、レッスンが楽しくなくては、どうにもなりません。
お気に入りのウェアを見つけて、レッスンへのやる気を上げてあげることも大切ですよ。

エクササイズバンドとフットローラー

次はちょっと実用的なもので、エクササイズバンドとフットローラー(またはゴルフボール)です。

エクササイズバンドは、ストレッチから筋トレまで、幅広く対応できるので、1本持っておくことをオススメします。

また、怪我のリハビリには欠かせませんし、忙しくてレッスンに行けないときなんかも、エクササイズバンドを使って、筋肉を維持または向上させることもできます。

固さは色々ありますが、バレエの場合、特に大人は、あまり柔らかすぎるのは効果がないので、中くらいのものを選ぶと良いです。

慣れてきたら、固いものを買い足すのもオススメですが、わたしは今でも中くらいのものを一番愛用しています。

フットローラーは、扁平足のわたしには必需品なのですが、バレエ初心者の方にもきっと役立つと思います。

バレエでは、足の裏の筋肉を相当使いますから、普段踊っていない方は、レッスン中(特にレッスンのはじめ)に、足の裏がつりそうになったり、筋肉痛になったりすることもよくあるでしょう。

寒いときは特に、足の裏までレッスン前に温めるのは至難の技ですが、フットローラーで足裏をコロコロしていると、筋肉がほぐれ、血行が良くなるので、温まるのをサポートしてくれます。

ゴルフボールも気持ちいいのでオススメですが、レッスン中にコロコロどこかへ転がると危ないので、私はおうちか楽屋の中でだけ使うようにしています。

でも、ゴルフボールを使って足指のトレーニングも出来ますので、レッスン前や後にだけゴルフボールを使う、というのも一つです。

レッスンメイトさん

レッスンメイトもしかしたら、これが一番為になる、というか大切なものかもしれません。
初心者の頃は、わからないことだらけで、何をどう先生に質問すればいいのかもわからずに、あれよあれよと言う間にレッスン時間が過ぎていってしまうと思います。

そんなとき、レッスンの後、周りにいるレッスンメイトさんに聞いたり、一緒に自習すれば、とても上達が早まります。

発表会でも、一緒に頑張れる仲間がいると、やる気も出るし、辛くてもお互い励まし合って頑張れます。
先輩だったら、アドバイスももらえると思いますよ。

そして、何より、毎回のレッスンが楽しくなります。
共通の話題と趣味があるので、レッスンの外でも、公演を見に行ったり、イベントに参加したり、食事に行ったり、という大人クラスの生徒さんはたくさんいます。

もちろんバレエを上達させるのも大切ですが、人と人との関わりはそれ以上のものをもたらしてくれると感じています。

なので、始めたてで、右も左もわからなくても、積極的に質問したり、話しかけて、素敵なレッスンメイトさんを見つけてください。

レッスンが楽しくなると、自然とバレエも上達しますよ。



まとめ

リンバリングをしているバレリーナ最後に付け加えると、心がけることですが、「謙虚な姿勢と努力」だと、わたしは思っています。

例えば、レッスン中、人が注意されているときに、「わたしが注意されてるんじゃないんだから」ではなくて、「自分も同じ間違いをしているんだ、一緒に聞いて直そう」と思えること。
これは、とても大切なことです。

先生は、たくさんの生徒さんを一気に短い時間で見なければなりません。
当然、丸一日、あなたに対しては注意が一つもなかった、なんてことは当たり前です。

そんな日でも、何か収穫をするには、ほかのメイトさんへの注意も、自分も一緒に聞いて直す努力をしなければなりません。

謙虚な姿勢を忘れずにいると、周りの方は必ず感じ取ってくれるので、優しくアドバイスをもらえたり、先生も一生懸命教えてくれようとします。

わたしが子供の頃に教えてくれていた先生は、いつも「謙虚な姿勢がないと、バレエは上達できないわよ。たとえ、コンクールで1位を取っても、外国へ留学できても、謙虚な姿勢がないダンサーは、そこで終わり。3流ダンサーのままです。」
と毎回おっしゃっていました。

わたしも、この歳になって、たくさんのプロの方とも交流するようになり、この言葉の意味がやっと分かったような気がします。

プロを目指すわけではないけれど、バレエを上達させたい、という気持ちは、あなたも同じだと思います。

ミキコ
ぜひ、毎回、謙虚な気持ちでレッスンに望まれてみてください。
得られるものは、とても大きいはずです。



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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、ミキコです。 小学1年生〜高校2年生までバレエを習っていました。 一旦はやめたものの20代半ばで再開し、今は週3回レッスンを受けています。 バレエの面白さをもっと知ってもらうために、このブログを書いています。