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昔からバレエに憧れてきました。どうやったらあんな綺麗な姿勢で立てるのでしょう。
どうしてポワント(トウシューズ)ひとつでカラダが支えられるのですか。
と理解していくことになります。
カラダを美しく見えるように矯正するってことが、そして矯正しながら技術を習得していくってことが、気が遠くなるくらいに大変なことです。
それを繰り返し繰り返し続けても、それを大変だって思わない。
踊っていることが楽しい、大好きなんだと思い続ける気持ちが、バレエにはとっても大切なんでしょう。
■目次
「センターステージ」あらすじ
映画「センターステージ」は、そんな気持ちがぎゅっと詰まっている映画です。
物語の主人公たちは幼いころからバレエが好きで、子供のころからダンサーとしてのエリートです。
好きなことで身を立てていきたいと願う、プロのバレエダンサーの卵たち。
厳しいオーディションに受かって、ニューヨークの名門バレエ団付属のアカデミースクールには入れたけど、その中でプロとしてバレエ団に入れる人たちは、男女3人ずつだけ。
それを告げられることから、本格的な物語が始まります。
バレエのレッスンシーンが多くてバレエが好きな人たちには、自分自身が踊っているような気持ちになることでしょう。
レッスンの前にポワント(トウシューズ)を自分の履きやすいようにお手入れするシーンがあるのですが、実際のトゥシューズのお手入れをここまでちゃんと見せてくれるシーンはなかなかないので、すごく印象的でした。
これから踊っていくぞという気持ちがする大事なシーンです。
プロのレッスン生たちが実際に受けているレッスンってこんな感じなのかなと想像しながら、気持ちがレッスン生たちの熱い思いと同化していくのが、とても楽しいです。
レッスンを続けていけば自分より踊れる人たちはたくさんいるし、その劣等感と戦いながら、より上手くなりたいとレッスンを続ける生徒たち。
彼らの気持ちの動きや葛藤、周りの人間関係にとても共感できて楽しかったです。
ニューヨークならでは。ジャズシーンも満載
バレエ中心のレッスン風景なのですが、主人公たちがジャズダンスのレッスンを受けに行くシーンもあって、さすがニューヨークの設定だなと思いました。
ニューヨークは、ジャズダンス発祥の地です。
ジャズダンスは、基本はバレエの基礎や技術にありながらバレエが技術の型やクラッシック音楽にあるのを崩していくもの。
軽快な音楽で、バレエの基礎テクニックを使いながら型をどんどん崩して振付していくダンスです。
もともと踊れるバレエダンサーたちが、もしジャズダンスを踊ったら、どんなすごいことになるのだろうと思っていたわたしの想像をはるかに超えるかっこよさでした。
努力だけでは超えられない壁にぶつかる
バレエを続けていくと自分自身の努力だけではどうにもならないことに気がつきます。
バレエは劇場で観客に見てもらうのがすべてです。
プロポーションが何より大事で、技術が上手くなければならない。
その人の受け取る音楽や物語の感性もとても大事でしょう。
たくさんの中からひときわ目立つ、何か分からないのだけれど目が離せないというような華も大切です。
好きという気持ちでレッスンを続けていても自分の努力だけではどうにもならないことに気が付いていきます。
才能というもの。
ひとにぎりの選ばれしバレエダンサーは、才能の神様から踊るということを与えられて、そのうえで踊り続けていくことをあきらめない人たちのことなのでしょう。
圧巻のラストシーンは見逃せない!
映画「センターステージ」でも圧巻のラストシーンがありました。
レッスン生たちによる卒業発表会。
そこにはクラッシック音楽で踊るのかと思いきや、マイケルジャクソンの曲やジャミロクワイの曲を使いながら斬新な振付によるバレエを踊り、弾けるレッスン生たちの姿でした。
[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]「現実がどんなに厳しくてもやっぱり踊るってことは最高なんだよ。」というメッセージがストレートに届きます。[/voice]もう理屈ではないのでしょう。
踊りたいって気持ちがあれば、それだけでじゅうぶんなのです。
とにかく一歩踊り始めましょう。
そしてあきらめず踊り続けていきましょう。
新しい世界が、きっとそこには必ずあります。
アメリカで開催されているバレエコンクールに挑む若手ダンサーたちの奮闘がドキュメンタリータッチで映し出されています。
彼らの努力する姿に胸が熱くなりますよ。[/voice]