それほど期待せずに見始めた『ハートビート』。
でも、グイっと心をつかまれて、エンディングが終わったら、また最初からリピートしてました。
それほど面白い新感覚の心がウキウキする映画です♪
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■目次
映画のあらすじと概要
「ハートビート」2016
プロのバイオリニストとバレエダンサーを目指す二人が出会い、夢を叶えるために協力し、『弦楽器&ダンスコンクール』大会の出場を目指す。
EDMとクラシック、バレエとヒップホップ、色々な要素が融合したコンテストの曲とダンスは胸が躍った。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/APbp1jIy5S
— Ulmus (@Ulmus_elm) September 3, 2020
主人公ルビーはプロのバレリーナを目指し、奨学金を得てニューヨークの名門バレエ学校に入学してきた。
ある日、ルビーは地下鉄でバイオリンを演奏していた青年ジョニーと出会い、お互い夢を持っている同士、2人は次第に惹かれ合っていく。
ルビーは奨学金資格を失うという局面に、またジョニーは大切にしていたバイオリンを盗まれ、更にグリーンカード詐欺に遭ってしまう。
困難な事態に直面した2人はヒップホップのダンスチームとともに、お互いの夢を叶えるためにあるコンテストに出場する。
青春ストーリー
映画の中で、ルビーがバレエ仲間とバーのテーブル上で踊ってしまうというお茶目な部分もあったり、ルームメイトと恋愛トークをしたり、年頃の女の子の様子も描写されていて、思わず気持ちが若返ってしまいます。
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バレエをうまく踊れないという悩みを抱えたり、ラストの一つの舞台に立つために仲間と練習を励む風景や、壇上での喜びをともにするシーンは、まさに青春そのもの！
一つの目標を達成できたという喜びの場面は、バレエやダンス経験者だけでなく、誰もが共感できるシーンになっています。
キャストの魅力
ルビー役：キーナン・カンパ
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主人公ルビー役を務めたのは、なんとロシアでも活躍した超一流プロのバレリーナ、キーナン・カンパです。
彼女は、ワガノワバレエアカデミーに入学・卒業後、マリインスキー・バレエにも入団しています。
所々で彼女のウォーミングアップやレッスン風景が流れるのですが、手足が長く、アンディオール（足を外側に開くこと）が綺麗で、すべての動きがしなやかで魅了されます。
ラストの壇上でのシーンは長い足を引き立たせ、力強く圧巻のパフォーマンスでした。
ジェシー役：ソノヤ・ミズノ
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ルビーのルームメイト役ジェシーを演じるのは、日系イギリス人のソノヤ・ミズノ。
彼女も英国ロイヤルバレエ学校出身で、列記としたバレリーナです。
彼女は、「ラ・ラ・ランド」でも友人役で出ていますが、そちらでもダンスを少し披露されていますよ。
映画の中でルビーとジェシーのレッスン風景もあり、本当の海外バレエ団の中を覗いているような気持ちになりました。
また、ヒップホップのダンサーの中には世界的に有名な「WORLD OF DANCE」で賞を勝ち取るほど一流ダンサーもいたりと、まさにプロの方々を起用されています。
バレエ×バイオリン×ヒップホップとの融合
バイオリン演奏でバレエを踊るということは見たことがありますが、さらにヒップホップも一緒に交えるというのが新感覚であり、この映画の面白さです。
この異色の融合は、後にも先にも通常のクラシックバレエの舞台では見ることができないので、とても価値のあるパフォーマンスだと思います。
クラシックとヒップホップの双方の踊りで、強弱や緩急のある振りつけをどのようにトゥシューズでルビーが踊っているのかも見どころです。
また、バイオリンを弾きながら踊るジョニーの姿も斬新です。
是非ラストのダンスパフォーマンスのシーンに注目していただきたいです。
まとめ
『ハートビート』は、ニューヨークを舞台にし青春をテーマにしたバレエ映画です。
一流ダンサー達によるバレエやヒップホップのダンスを見ることができます。
また、バレエ×バイオリン×ヒップホップという融合で、いまだ見たことがない圧巻のパフォーマンスを披露してくれます。
なかでも、ルビーのバレエは一流で、さすがマリインスキー・バレエ団出身と思わせるほどの美しい踊りです。
バレエ経験者はもちろん、バレエを始めたばかりの方、挫折したり中断している方にとって、背中を押してもらえるような映画です。
この映画でエネルギーをもらい、バレエを踊ってみてはいかがでしょうか？
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本ページの情報は2021年3月時点のものです。
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