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【バレエのシソンヌ・動画あり】用語の意味や種類、コツを解説してみました。

■目次

シソンヌとは?

シソンヌは、5番ポジションから両脚を同時に開きながら飛び、片足で着地するジャンプです。
最初に習う大きなジャンプが、シソンヌであることも多いでしょう。

初歩的な技なので簡単かと思いきや、両脚をそろえた状態で、助走なしで踏み切らなければならず難しい技です。

バレエのシソンヌの用語の意味は何?

[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]シソンヌは、このパを編み出した伯爵の名前というのが一説。
ウーベルトは「開いた」、フェルメは「閉じた」という意味です。[/voice]

シソンヌという言葉の由来には諸説あります。

バレエで使用されるのは、ほとんどがフランス語ですが、フランス語にシソンヌという言葉はありません。

まず、シソンヌのステップを考えた人の名前からとって付けられた、という説があります。
1565年のフランス宮廷舞踏会で、シソンヌという名前の伯爵がこのパを考えたという話が有力ですね。

他にも、分離する・分割するという意味のイタリア語scissione(シション)からくるという説があります。

揃えていた足を、空中で大きく分離させるパなので、分離・分割という言葉が語源となっているのもうなずけます。

また、わたしが昔教室の先生に教わった意味は「ハサミ」でした。
ハサミを開いたときの形、ハサミの一連の動きはシソンヌの脚の動きにとてもよく似ています。

ハサミはフランス語でciseaux(シゾー)、これが変形してシソンヌになったとも言われます。
[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]個人的には、動きや言葉の意味からくる由来の方が理にかなっているので、しっくりきます。[/voice]

バレエのシソンヌの種類を調べてみました。

トウシューズを持ち、レッスンバーにもたれかかる女性シソンヌは、着地の脚の形によっていくつかの種類に分けられます。

シソンヌ・フェルメ

最初にマスターしたいのが、シソンヌ・フェルメ
両脚を同時に、大きく開きなら跳び、すぐ5番ポジションに戻します。

片足で着地したあと、大きく上げている足を素早く引き寄せて、きれいな5番ポジションンに戻すのがポイント。
フェルメという言葉は、「閉じる」という意味をもっています。

[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]シソンヌを使ったパは、眠れる森の美女・第3幕オーロラ姫のバリエーションで登場します。
下の動画でチェックしてみましょう。[/voice]

シソンヌ・サンプル

シソンヌ・サンプルは、両脚を同時に開いて飛び、着地したときに片足をクペやク・ドゥ・ピエに持ってきます。

サンプルとは、「シンプルな」「簡単な」という意味を持ちます。
シソンヌ・サンプルは、実はシソンヌの最も基本の形ということなのです。

レッスンでよく使用されるのは、シソンヌ・フェルメですが、シソンヌ・サンプルはクペで終わった形から変化して、流れのあるパに持っていきやすいステップです。


シソンヌ・ウーベルト

シソンヌ・ウーベルトは、片足で着地し、上げている脚を空中でキープします。
着地後の軸足は、柔らかくプリエをし、次のパにつなげられるようにしましょう。

シソンヌ・ウーヴェルトから、パドブレやトンベなどに入るパがよく使用されます

ウーベルトは、「開いた」という意味です。

着地した衝撃で、上げている脚がなるべく下がらないよう、キープすることが大事。
シソンヌで開いた形を、そのまま保てるように、体を引き上げましょう。

シソンヌ・ウーベルト・アン・デヴェロッペ

デヴェロッペは、パッセの形を通りながら足を伸ばす動きです。
アダジオでは必ず、デヴェロッペを練習すると思います。

これを、シソンヌで両脚同時にジャンプしながら行うステップです。
着地はウーベルトで、上げた脚をキープします。

これはシソンヌの中でも特に難しいものです。
着地の軸足はまっすぐ伸ばすのに対し、動脚はクペ・パッセを通過しながらデヴェロッペします。

慣れないうちは、軸足も動脚と一緒に曲げてしまうことも多いのではないでしょうか。
たくさん練習して感覚をつかみましょう。

シソンヌを上手に踊るコツ

バレリーナ4人

シソンヌで大事なのは、滑らかなプリエからはじまることです。
まず、しっかりプリエできていないと、高くジャンプすることができません。

高くジャンプできなければ、「着地までに足を大きく開いて閉じる」という動きが間に合いません。

シソンヌ・ウーヴェルト・アン・デヴェロッペでは、空中でクペ・ピケを通りながらのデヴェロッペが求められます。

より高く跳躍することで、脚を正しく動かせるようになり、見栄えもよくなります。

また、プリエに柔らかさや滑らかさがないと、ぎこちないシソンヌになってしまうので注意しましょう。

[voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/10/mikiko.jpg” name=”ミキコ” type=”r icon_red”]わたしのシソンヌのイメージは、水をポンプで押し出すような感覚です。

柔らかいプリエから、水があふれ出すようなイメージをもってジャンプしてみましょう。[/voice] [voice icon=”http://ballet-ambre.com/wp-content/uploads/2017/09/kohaku.jpg” name=”いろは” type=”l icon_yellow”]決して、「曲げる・伸ばす・曲げる」の繰り返しではありませんよ(*^^*)[/voice]

そして最後に、基本的なことですが、両脚のつま先や膝を空中でしっかり伸ばすことも大切です。
最初は脚の開きがそこまで大きくできなくてもよいです。

しっかりつま先と膝を伸ばした状態で飛び、着地の形も正しくできるように飛びます。
正しい形を習得してから、より高く、より大きく脚を開けるように工夫していきましょう。

シソンヌはいろいろな表情があっておもしろい!

いかがでしたか?
シソンヌは、前・横・後ろ・斜めと、様々な方向に飛ぶことができるパです。

その方向によって手の形や首の動きなども変わるため、表情がちがって見えるもの。

基礎的なポイントをしっかり押さえたら、今度はいろいろなシソンヌを見て踊ってみるのも面白いと思いますよ。

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