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世界バレエフェスティバル2018の内容や日程を紹介します。




ミキコ

こんにちは。
もう6月ですね。

今月は祝日が無いため、次の連休は夏休み、という方も多いのではないでしょうか。

今日は、そんな夏休みに楽しみなイベント、世界バレエフェスティバルについてご紹介します。

■目次

「世界バレエフェスティバル」ってどんな内容のイベント?

世界バレエフェスティバルは、日本舞台芸術振興会(以下:NBS)が主催している世界最高のバレエ・ガラです。

3年に1度、8月の第1週から第2週にかけて東京で開催され、バレエのオリンピックとも言われています。

1976年に第1回目が開催され、今年で15回目です。

第1回(1976年)は、英国のマーゴ・フォンティーン、ロシアのマイヤ・プリセツカヤ、キューバのアリシア・アロンソという当時の3大プリマが集結し、話題になりました。

このフェスティバルは、AプログラムとBプログラムの2部構成になっていて、出演者は、それぞれで異なる演目で参加します。

そして、最終日にはフィナーレのガラが行われます。

いろは
プロモーション動画はこちらです。

公式サイトはこちら。
https://www.nbs.or.jp/stages/2018/wbf/program.html

どんな目的で始まったの?

バレエのパ・ド・ドゥ世界バレエフェスティバルがどのようなきっかけで、始められたのかは、明言されていません。

しかし、第1回世界バレエフェスティバルが開催されたときの功績は大きく、現在も継続する意義があります。

1つ目の功績は、「ガラ」という言葉が浸透するきっかけになりました。
ガラとは元々フランス語で「祭典」、「特別な催し」という意味です。

そこから、バレエでは、様々なダンサーが集まって、バリエーションやパ・ド・ドゥを披露する特別公演を意味します。

1970年代半ばは、バレエ団の枠組みの中で、幕物の公演を行うことが主流でした。
そのため、世界中のダンサーが一堂に会して競演することは、稀だったのです。

そうした風潮の中で、世界中のバレエダンサーを集め、ガラ公演という形式で開催したことは、非常に意義のあることでした。

世界中のダンサーを集めたことから、2つ目の功績として、日本バレエを国際化したことが挙げられます。

ロシアやパリといったバレエの中心地ではなく、日本で、世界中のダンサーを集めたガラ公演を行ったことが、世界に衝撃を与えました。

そして、日本のバレエ界の国際化が進んだのです。

当時の世界的な3大プリマ(※)が同じステージで競演したのは、このときが初めてだそうです。

壁は高かったと想像できますが、このフェスティバルの主催者が、強い意志を持って、3人を集めたことは、とても重要だったと言えます。

※世界的な3大プリマ

イギリスのマーゴ・フォンティーン、ロシアのマイヤ・プリセツカヤ、キューバのアリシア・アロンソ



2018年の見どころ

バレエを踊っている女性たちのシルエット今年は、以下の演目が予定されています。

<上演予定作品>

「ドン・キホーテ」、「くるみ割り人形」パ・ド・ドゥ、
「ダイヤモンド」、「椿姫」、「ディアナとアクテオン」
「ジゼル」、「オネーギン」、「ヘルマン・シュメルマン」、「じゃじゃ馬馴らし」

新旧の作品がバランス良く配置されていますね。

また、通常のAプログラム、Bプログラムに加えて、全幕特別プロも開催されます。
今年は、「ドン・キホーテ」が予定され、既に主演も決定しています。
「ドン・キホーテ」は個人的に大好きな作品なので、とても楽しみです。

【バレエドンキホーテ】あらすじや見どころを解説。動画あり

11月 8, 2017

日程と配役が発表になりました。
詳細は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

2018年の日程と場所

東京文化会館の入口今年の日程は以下の通りです。

7月27日(金)19時  全幕特別プロ「ドン・キホーテ」
主演:ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

7月28日(土)14時  全幕特別プロ「ドン・キホーテ」
主演:アリーナ・コジョカル、セザール・コラレス

8月1日(水)〜5日(日) Aプログラム
8月8日(水)〜12日(日) Bプログラム

場所は、いずれも、東京上野にある東京文化会館です。
アクセスはこちら

「ドン・キホーテ」については、大阪公演もあります。

8月18日(土) 15時
主演:マリーヤ・アレクサンドロワ、ウラディスラフ・ラントラートフ
共にボリショイ・バレエ団のペアですね。

会場は、フェスティバルホールになります。

フェスティバルホールの館内 アクセスはこちら。

チケットの価格と購入先

チケットは3月下旬から先行販売、4月から一般販売されています。

主催のNBSをはじめ、e+、チケットぴあ、ローソンチケット、東京文化会館チケットサービスで購入可能です。

既に販売終了していますが、NBSでは、単独チケットの他に、2演目、または3演目セット券も発売していました。

また、今年から若年層の敷居を下げるため、コーセーU29シートという29歳以下の方を対象としたチケットも、販売されています。
このチケットは、数量限定で、C席相当の席になります。

チケットは、S席からE席まで6段階あり、最も高いS席が26,000円、1番安価なE席が8,000円です。
大阪公演の方が少し安価で、最も高いBOX席が20,000円、最も安価なD席が8,000円です。

なお、全幕公演については、個人的にコジョカル主演の日が気になって販売状況を確認したところ、4月末の時点で、既にチケットはD席が僅かばかりとなっています。

まとめ

踊っているバレリーナ以上、世界バレエフェスティバルの紹介でした。

プログラムの詳細はなくても、出演者だけでも十分見ごたえのあるイベントです。

本フェスティバルのように、往年のダンサーから新進気鋭のダンサーまで集まること自体、とても珍しく、世界でもここまで豪華なガラコンサートはありません。

参加者数最多のパリ・オペラ座バレエ団を筆頭に、マリインスキー劇場バレエ団、ロイヤルバレエ団、アメリカンバレエシアターなど、世界屈指のバレエ団から選抜メンバーが集まります。

実は今回は、残念ながら、日本人ダンサーが参加していません。
日本人としては寂しいですが、その分、普段は観ることのできない海外のバレエダンサーを多く観ることができ、得だとも言えますね。

3年に1度のバレエの祭典、今後も目が離せません!



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