物語を紡ぐチャイコフスキーのバレエ音楽に魅せられて。




バレエを学んでいる人にとって「クラシック音楽」といえばチャイコフスキーではないでしょうか。

踊りたくなるような軽やかなリズムなのに、しっかりと物語を紡いでいる音楽で、登場人物の喜びや哀しみ、それらを取り巻く情景までもが目に浮かぶようだと感じます。

チャイコフスキーの有名なバレエ作品としては、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」などがあります。

わたしを虜にする「ローズアダージオ」

中でもわたしが最も好きなのは、「眠れる森の美女」の第一幕、美しく成長したオーロラ姫が求婚してきた男性たちと踊る「ローズアダージオ」の曲です。

この曲はゆったりとしたテンポで始まり、オーロラ姫の優雅さが際立つ美しい振り付けも相まって、うっとりとしてしまいます。

後半に少しテンポアップするところもあり、そこではオーロラ姫の意志を持つしっかりとした女性としての美しさを表現しているように感じられます。



実際に踊ってみると、よりこの曲の魅力が分かります。

わたしが通っていたバレエスタジオの先輩が、この曲の踊りを発表会で披露したことがありました。

「眠れる森の美女」の全幕を演じている訳ではないのに、「ローズアダージオ」の曲の美しさに、作品のワンシーンが切り取られて来たかのような衝撃を受けたのが今でも心に残っています。

発表会で披露するときは、基本的にそれぞれ違う作品から曲を集めるため、物語の流れはありませんし、個々の踊りを見るコンクールのようになってしまうことが多いのですが、「ローズ・アダージョ」は1曲だけで作品の美しさや流れに観客を引き込む力があると感じています。

また、わたしも一度この曲を踊ったことがあります。
練習の際、この曲がとても好きだと先生に頼んで、振りをつけ踊りを見てもらっていました。

もちろん、わたしが感動した先輩のような踊りには届かないけれど、曲の美しさに自然と表情や仕草が丁寧にできるようになりました。

この曲の魅力はやはり、人の心を優しく優雅にしてくれるところなんだと、実際に踊ってみて改めて感じました。

チャイコフスキーが音楽で紡ぐ物語が、クラシックバレエの美しい動きと一体となり創り出す輝きをもっとたくさん見つけたいと思っています^^



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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、ミキコです。 小学1年生〜高校2年生までバレエを習っていました。 一旦はやめたものの20代半ばで再開し、今は週3回レッスンを受けています。 バレエの面白さをもっと知ってもらうために、このブログを書いています。