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スヴェトラーナ・ザハロワのバレエの魅力はどこ?経歴や夫を調査。




今日は、ロシアの「」の愛称で親しまれるスヴェトラーナ・ザハロワをご紹介します。

ここ数年、年1回程度は来日公演も行っている彼女は、今や、バレエに興味がある人なら1度は聞いたことのある有名なバレリーナです。

ロシアでも非常に人気のあるダンサーで、プーチン大統領が大好きなバレリーナとしても有名です。

美しい容姿と、圧倒的なカリスマ性を備えた彼女の経歴や踊りの特徴をまとめてみました。

■目次

ザハロワのバレエの歩み


1979年、ウクライナで生まれ。

日本でいえば、中村祥子さん(1980年3月生まれ)と同学年です。

彼女は、キエフ・バレエスクールワガノワ・バレエ・アカデミー大学院でバレエを学びました。
ロシアバレエの王道とも言える進路ですね。

卒業後は、マリインスキー・バレエに入団し、翌年ソリストに昇格。
2000年のマリインスキー劇場バレエ来日公演では、「眠れる森の美女」の主演を務めました。

翌年には「ラ・パヤデール」のニキヤ役でパリ・オペラ座デビュー
これが、大成功しました!

2003年からはボリショイ・バレエ団に移籍し、現在はどうバレエ団のプリンシパルです。
また後進の育成にも取り組み、2015年からは子供たちのための舞踊祭「スヴェトラーナ」をモスクワで始めました。

3つの賞を受賞
  • 第3回サンクトペテルブルグ国際バレエ・コンクールでワガノワ賞(10代)
  • ロシア国家賞(2006年)
  • ロシア人民芸術家の称号(2008年)


プライベートのザハロワ

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美人で容姿端麗なザハロワは、プライベートでは妻として、母としての顔を持っています。

2010年に雑誌のインタビューで、ロシアの天才バイオリニスト、ヴァディム・ヴィクトロヴィチ・レーピンと結婚したこと、また妊娠中であることを発表しました。

この年は、新国立劇場での来日公演など、いくつかの仕事を降板し、事実上の産休期間でした。

もう小学生の娘がいるなんて意外ですが、中村祥子さんも育児と両立されているので、驚くことではないのかもしれませんね。

天才バイオリニストと天才バレリーナの娘は、どんな才能を発揮してくれるのでしょうか。

ザハロワのもう1つの表の顔

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実は、2010年の同じインタビューで、ロシア共和国与党の議員であることも話しています。

今年、2017年には、日本で開催されたロシア政府主催のイベント「ロシアの季節」でバレエを踊っただけでなく、その後、首相官邸に表敬訪問していたのです。

バレリーナでありながら政治家、というのはとても珍しいように思いますが、ザハロワ自身は、いつかバレエを引退した後も活動できる場として捉えているようです。

現役のプリンシパルを務めながら、育児に議員活動を行うザハロワ。
とってもパワフルですね!

ザハロワのレパートリーは?

彼女の十八番と言えば、パリ・オペラ座で大成功した、「ラ・パヤデール」でしょう。

また、「白鳥の湖」の白鳥/黒鳥も人気があります。

白鳥の消えそうな儚さと、自信に満ちた妖艶な黒鳥の演じ分けは見事です。

以前、CanonのCM(日本でも放送されていました)に出演した時も、白鳥を踊っていましたね。

彼女はどちらかといえば、コンテンポラリーよりも、古典作品の方が得意なイメージがあります。

来日公演では上記作品の他に「ジゼル」も踊っており、そういった印象が強いのかもしれません。


ザハロワのダンサーとしての魅力


ザハロワは高い技術力と表現力、カリスマ性、恵まれた容姿、全てを持ち合わせ、世界中で愛されるバレリーナです。

実は私が彼女を知ったのは、YouTubeでした。

バレエの動画を適当に探して見ていたところ、何度見ても「すごい」と思わせられるバレリーナがいると思い、気になりました。

ダイナミックなのに繊細で、役そのものにしか見えない。
繊細さやスタイルの良さなど、まさにバレエのイメージをそのまま具現化したように見えました。

すごすぎて細かく語ることができないぐらい天才的なバレリーナですが、1つ1つ見ていきましょう。

人目を惹き付ける容姿と柔軟性


ザハロワのバレリーナの特徴を聞くと、多くの人が真っ先に挙げるのが、彼女の容姿です。

他の欧米人と比べても稀有な、小さな顔と長い手足はそれだけで目を惹き、四肢の動きは半径が大きく、舞台映えがします。

また、とても柔軟性に優れているので、180度、綺麗に足が上がります。

勿論支える筋力も無いと出来ないことですが、この柔軟性も、彼女の動きの大きさに拍車をかけています。

手足が長すぎると四肢の動きが大振りになったり、余っているように見えたりすることがありますが、ザハロワの動きにはそういったマイナス点を一切感じません。

とにかく優雅で、バレエらしい繊細さがあるのです。

これは彼女の高い技術力の賜物です。

高い技術力

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ワガノワ・バレエ学校では、1年生は1番ポジションだけを何ヶ月もさせられる、という話もあるぐらい、基礎に厳しい教育をします。

そのせいか、ザハロワはとてもシンプルで癖のない動き方をします。

例えば、ブラック・スワンのグラン・フェッテ。

多くのバレリーナはダブルなどの技を入れて技量の高さを見せますが、ザハロワは、全てシングルで終わらせることもあります(※)。

癖を出さないこと、シンプルに踊ること自体、誰にでも出来ることではありません。

彼女の技術力があって、初めて成立します。

さらに、シンプルに踊ってもなお、地味にならないのは、彼女の表現力とオーラの賜物と言えます。

※シンプルなグラン・フェッテでは、トゥで立って1回転すると、パッセの足を横に上げながら1度かかとを床につけ、2回転目に入るときに再度パッセをしながらトゥで立ちます(シングル)。

難易度を高くする場合、2回転してから足を横に上げ、床にかかとをつけます。
これをダブルと言います。

ダブルの回数が多くなるほど難易度が上がります。

高い表現力


シンプルな踊りを彩る表現力もまた、ザハロワの特徴です。

特に、ニキヤやブラック・スワンが有名なので、はっきりした踊りが得意そうに見えますが、ジゼルやスワンなどでは、今にも消えてしまいそうなほどの儚さがあります。

繊細さと情緒豊かな踊りの対比が1番見えるのが、「白鳥の湖」でしょう。

先ほども少し話しましたが、彼女のスワンは、繊細で儚く、息を飲むほど美しい白鳥です。

一方でブラック・スワンでは、妖艶でアグレッシブな一面が見られます。

1人の人が踊っているとは思えないほど見事な切り替わりに、私は映像で見ただけでも驚きました。

比較的派手な踊りでも雑にならず、しっかりと役を演じきる姿に、もっと色々な役を見たいと観客はザハロワにはまるのです。

まとめ

スヴェトラーナ・ザハロワ、いかがでしたでしょうか。

圧倒的なカリスマ性と技術力・表現力で、世界中で人気を誇る天才です。

実は、今年の年末は、ご主人と来日し、カウントダウンイベントを行います。
しばしば来日公演をしてくれる彼女のバレエを、1度生で見てみたいですね。

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