ローザンヌ国際バレエコンクールとは?開催目的や出場資格、必要な費用などを調査。




バレエで有名なコンクールといえばローザンヌ国際バレエコンクールです。
1973年よりスイスの非営利法人である舞踊振興財団が開催を行っています。

ローザンヌ国際バレエコンクールの開催目的

踊っているバレリーナダンサーは他の芸術家に比べ経済的に不利な立場におかれていましたが、スイスの実業家フィリップ・ブランシュワイグが、ダンサーを支援する方法を模索し始めたことが始まりです。

1972年にバレエダンサーのロゼラ・ハイタワーやフランスのバレエの振付家であるモーリス・ベジャールと話し合い、発足されました。

若い踴り手に、有名なバレエ学校で研修する特典を贈呈するコンクールで、現在も行われています。

いろんな賞がありますが、スカラシップ賞に入賞すると、名高いバレエ学校で1年間無償で学べる権利が与えられます。

他にも生活援助金として16000スイス・フランが与えられます。

コンテンポラリー賞やベストスイス賞、観客賞等も設けられており、コンテンポラリー賞はコンテンポラリーヴァリエーションで表現力と解釈が優れていた決選への進出者1名に贈られます。

受賞者は世界の有名なコンテンポラリーダンス講習会へ無料で招待されます。

ベストスイス賞は、スイス国籍あるいは3年以上スイス在住歴があり、且つバレエの養成を受けた参加者に与えられます。
賞金は2500スイス・フランとなります。

観客賞は観客の人気投票により決定されることになり賞金は500スイス・フランとなりますが、観客の意思が考慮されるため、会場でコンクールをチェックされる方も気が抜けないのではないでしょうか。

ローザンヌ国際バレエコンクールの出場資格は?

バレリーナの少女たち出場資格については、14歳6か月から19歳未満となり、プロとしての活動実績がある場合や入団が決まっている場合は参加資格はありません。

出場登録後からコンクールまでの間、プロ契約やバレエ団のフルタイム有給研修生に決まったときも、出場を辞退しなければなりません。

審査員の審査基準としては、身体能力や芸術的能力、技術的能力などが審査の基準となります。

テクニックはもちろん身体的に向いているか、音楽性や勇気、個性も審査の対象です。

健康面も考慮されます。
細すぎることはよしとされず、応募する際医師がサインした紙が必要となり、コンクール中でも医師が危険と感じた体型であればコンクールを続けることはできません。


参加するのにどれくらいの費用がかかる?

必要な費用については、ビデオ選考を申し込む必要があり登録料175スイス・フラン支払う必要があります。

選考をくぐり抜ければ、いよいよローザンヌの地です、
二次登録料をクレジットカードで175スイス・フランの費用がかかります。

2018年の古典バリエーション課題曲は、ジュニア女子Aは白鳥の湖ドン・キホーテ、ジュニア男子Aは眠れる森の美女やレ・シルフィード、シニア女子Bはパキータライモンダでした。
シニア男子Bは海賊くるみ割り人形やラ・バヤデールとなります。

歴代優勝者は今どうしているの?

日本人では、菅井円加熊川哲也、二山治雄が優勝しています。

菅井円加

菅井円加は、ナショナル・ユース・バレエを選択し、2012年9月に入団。
2年後の7月には、ハンブルク・バレエ団への移籍。
同年9月に研修生になります。

そして現在では、正式団員として活躍しています。

菅井円加(バレエダンサー)の現在。ローザンヌ優勝の経歴や凄さを紹介

12月 11, 2017

熊川哲也

熊川哲也は活躍を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

1989年2月、英国ロイヤル・バレエ団に入団。
東洋人初の快挙を成し遂げました。
7月に最年少でソリストに昇格し、1993年5月にプリンシパルになりました。

1998年に退団まで、約10年間在籍したことになります。

1999年1月には、Kバレエカンパニーを創立し、毎年精力的に公演を行っています。
2003年には、英国ロイヤル・バレエルドルフ・ヌレエフ・トリビュートにゲスト出演し、2004年にはKバレエカンパニー初めての海外公演を果たします。

2013年には、紫綬褒章受章も受賞という栄誉を授かりました。

【熊川哲也のバレエ】プロフィールと経歴。演出家としての魅力は?

10月 22, 2017

二山治雄

二山治雄は、奨学金での留学先としてサンフランシスコ・バレエ・スクールへ。
2014年9月から2015年5月末まで約9か月間学びました。

その後は、2016、2017年シーズンから、ワシントン・バレエのスタジオカンパニーに入ります。

その後パリ・オペラ座短期契約を行いました。



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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは、ミキコです。 小学1年生〜高校2年生までバレエを習っていました。 一旦はやめたものの20代半ばで再開し、今は週3回レッスンを受けています。 バレエの面白さをもっと知ってもらうために、このブログを書いています。